VIPO Film Lab 「NYオンライン脚本ワークショップ」に参加する若手映画・映像作家を募集
映画化実現に向けてNYコロンビア大学の脚本講師・映画プロデューサーが脚本をブラッシュアップ!
実施期間:2023年11月〜2024年2月(計3日間程度)|募集締切:10月1日(日)
お申し込みは終了いたしました。
VIPO(ヴィーポ)では、映画の国際共同製作を推進し、国際的な感覚や知識を持ち広く世界で活躍する若手映画制作者を育成することを目的として「VIPO Film Lab」を開催しています。
「VIPO Film Lab」では、日本の映画人材の底上げおよび日本の映画人材の海外進出の促進を目的に、ニューヨークのコロンビア大学スクール・オブ・アーツ講師らによる日本の若手映画制作者を対象としたオンライン形式での短期実践脚本ワークショップを実施します。(※日英逐次通訳あり)
実施概要
コロンビア大学スクール・オブ・アーツの脚本講師や映画プロデューサーを迎え、オンラインでの脚本全体および個別指導による集中的な脚本指導を行います。研修者の脚本へのフィードバック指導を通して脚本のさらなるブラッシュアップを図り、脚本の映画化を目的とした実践的な内容を予定。
実施形態
オンライン(Zoom)
講師(3名予定)
Christina Lazaridi(クリスティーナ・ラザリディ)氏
[脚本家、コロンビア大学スクール・オブ・アーツ助教授]
アカデミー賞にノミネートされた脚本家であり、ダイナミックなストーリーデザインとオーディエンス・レスポンスにおけるエキスパート。彼女がこれまで執筆を担当した脚本、および積極的に開発に関わった脚本は、カンヌ国際映画祭(カメラドール受賞)、ベルリン国際映画祭(金熊賞)、サンダンス映画祭、SXSW、アリエル賞(メキシコのアカデミー賞)などで賞を獲得している。受賞作品の脚本開発専門家としての活動は、2019年と2020年に彼女が共同設立した組織「Cine Qua Non Lab」(←https://cqnl.org/)への映画芸術科学アカデミーによる助成金支援によっても評価されている。
Jack Lechner(ジャック・レクナー)氏
[映画プロデューサー、コロンビア大学スクール・オブ・アーツ教授]
製作として、オスカー賞ノミネート作『ブルーバレンタイン』、オスカー受賞ドキュメンタリー『フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白』、ドキュメンタリー『Untachable』等、多数の映画やテレビ作品を手掛ける。映画会社ミラマックスやフィルム・フォー幹部として製作や開発に携わった作品に『クライング・ゲーム』『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』、『フル・モンティ』等。その他に、著書「Take My Eyes Off of You」や絵本「Mary Had A Little Lamp」、ミュージカル「The Kid」内では詩も手掛けた。
Shrihari Sathe(シュリハリ・サテ)氏
[映画プロデューサー、ニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・ザ・アーツ講師]
NY拠点のインディペンデント・スピリット賞受賞映画プロデューサー。プロデュ―スもしくは共同プロデュース作品として、Ritu Sarinとテンジン・ソナム『The Sweet Requiem』、アフィア・ナサニエル『娘よ』、エリザ・ヒットマン『愛のように感じた』、Partho Sen-gupta『Sunrise (Arunoday)』、Bassam Jarbawi『Screwdriver (Mafak)』、ポール・フェルトンとジョー・ドナルド『Slow Machine』など。Mostofa Sarwar Farooki監督『No Land’s Man』は釜山国際映画祭2021でプレミア上映され、最新作のチリ人監督フランシスカ・アレグリア『The Cow That Sang A Song About The Future』はサンダンス映画祭2022、アメリカ人監督ジェイミー・シスレー『Stay Awake』はベルリン国際映画祭2022でそれぞれプレミア上映された。サンダンス・インスティテュート等の奨励生。2016年シネリーチプロデューサー賞受賞。全米製作者組合、IMPPA、SWA-India、映画芸術科学アカデミー会員。
募集人数
2名程度
研修スケジュール(計3日程度、予定)
- 脚本講義(オンライン):11月中旬 [1日間]
- 脚本のリライト&英訳:12月~1月
- 脚本フィードバック指導(オンライン):2月上旬 [2日間]
研修参加費
5万円(税込)
- プロデューサーや法人による支払いも可
- 参加費用に含まれるもの ※下記費用以外は自己負担すること。
– 講義費
– 日本語脚本英語翻訳費(事務局選定の翻訳業者による)
– 日英逐次通訳費
応募資格
応募者は以下の要件を満たすこと。
- 日本国籍または日本の永住資格を有すること。
- 長編映画(60 分以上)の監督経験が2本以内であること。
- 下記いずれかの要件に該当すること。
– 過去に国内劇場公開映画の監督作品がある。
– 主要国際映画祭の公式部門への出品経験がある。(長編・短編いずれも可)
応募について
募集締切日
2023年10月1日(日) お申し込みは終了いたしました。
応募方法
下記「申請書類」を日本語で作成し、①は指定のGoogle Formにて提出、②~④はPDF化したファイルを事務局宛メールアドレス< vipofilmlab@vipo.or.jp >に送付してください。
申請書類
以下①~④を日本語で作成し、所定の方法でご提出ください。
①参加申込書 <Google Formで提出>
②ロングプロット(トリートメント)<PDF化してメールにより提出>
- A4用紙5枚以上10枚以下
- 非公開のオリジナル実写長編映画(ジャンル不問)の企画であること。
- 冒頭に登場人物表を添付ください
③企画書<PDF化してメールにより提出>
- 想定の座組(プロデューサー、撮影部、セールス、俳優部等)や想定予算も記載いただくことを推奨いたします。
④脚本<PDF化してメールにより提出>
- オリジナル脚本であること。
- 冒頭に登場人物表を添付ください。
- 必須ではないが初稿か改稿の初期段階であることが望ましい。
応募に関する留意事項
- ①はGoogle Formの全ての項目を記入してご提出ください。
- ②~④はPDFデータをメール< vipofilmlab@vipo.or.jp >宛にでご提出ください。
- メール件名には「NYオンライン脚本ワークショップ 応募書類(お名前)」とご記入ください。
- 郵送でのご応募は受け付けいたしません。
- 登録や提出の内容に不備がある場合、受理することができませんのでご注意ください。
お申し込みは終了いたしました。
選考スケジュール
(1)1次書類審査
書類審査を行い、2次面接審査に進む応募者を選定いたします。選考結果は通過者のみ2023年10月初旬頃までにお知らせいたします。
(2)2次面接審査
1次書類審査を通過した応募者のみ、2023年10月中旬頃にオンラインでの面接審査を行います。合否結果は10月下旬頃にお知らせいたします。
※審査基準・審査結果に関するお問い合わせには一切応じることができませんので、予めご承知おきください。
全体スケジュール(予定)
- 募集締切:2023年10月1日(日)
- 1次書類審査合否連絡:2023年10月初旬
- 2次面接審査:2023年10月中旬頃
- 研修参加者決定:2023年10月下旬頃
- 研修実施:2023年11月中旬~2024年2月中旬の間で、計3日間程度
注意事項
※以下内容に同意の上でご応募ください。
- 2023年11月中旬から 2024年2月中旬の間で、計3日間程度、本ワークショップに参加できること。詳細スケジュールは、事前に事務局からご案内いたします。
- 決められた提出物の期限を厳守できすること
- 参加者同士の脚本を読み合い、グループディスカッションに参加すること。
- 事務局が負担する費用以外は自己負担すること。
- ワークショップ参加者に決定した場合、記録写真や氏名等が VIPO のホームページ等で公表されること。
- ワークショップ終了後、アンケートに回答すること。
- 支払後の変更・キャンセルはできません。
グローバルな視野を持ち国内外で活躍できるプロデューサー、監督、脚本家など業界プロフェッショナルを育成する場、それが「VIPO Film Lab」です。
実践トレーニング、ワークショップ、オンライン講座など、目的別に様々な人材トレーニング等を準備しています。
お問い合わせ
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
VIPO Film Lab事務局
e-mail:vipofilmlab@vipo.or.jp
※お問い合わせの際は、件名に「NYオンライン脚本コース」とご記載ください。
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