「Berlinale Co-Production Market Visitors Programme」に
参加した若手プロデューサー渡邉一孝氏によるトークセッション
J-LOD補助金を活用した最新作を監督・共同プロデューサー陣と完成までの道のりを語る!
定員に達したため、お申し込みは終了いたしました。
VIPO(ヴィーポ)は、経済産業省「令和3年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、2021年4月27日(火)に、映画プロデューサー渡邉一孝氏によるトークセッション「国際共同製作における企画発案から完成まで」(無料)を開催いたします。
渡邉氏は、これまでに2本の長編映画を国際共同製作で完成させ、今後の活躍が最も期待される若手プロデューサーのお一人です。昨年度のベルリン国際映画祭併設マーケット「Berlinale Co-Production Market Visitors Programme」(ビジターズプログラム)ではVIPOによる支援を受け参加。国際共同製した最新作は、VIPOが運営を担う経済産業省補助金「J-LOD」〈(2)海外向けコンテンツ製作に資する資金調達・人材育成を行う事業の支援〉を活用し、完成させています。
渡邉氏はこの2作品の企画を
・どのようにスタートさせ国際共同製作に至ったのか?
・どのように完成に導いたのか?
・最新作では補助金(J-LOD)をどのように活用したのか? 等
その道のりとともに、「Berlinale Co-Production Market Visitors Programme」(ビジターズ・プログラム)で得た新たな視点や課題にも言及。今後国際共同製作を目指す若手プロデューサーへ向けて、具体的な経験などをお伝えします。
今回は、渡邉氏プロデュースの2作品『海辺の彼女たち』(2020)、『僕の帰る場所』(2017)を監督した藤元明緒監督、『海辺の彼女たち』の共同プロデューサー、ジョシュ・レヴィ氏、ヌエン・ル・ハン氏、モデレーターにエリック・ニアリ氏を迎え、多角的な視点で国際共同製作の流れを紐解きます。
国際共同製作プロデューサーに求められる能力、役割、今後の課題などを、より具体的により深く理解できる貴重なセミナーです。ぜひ奮ってお申込みください。
(申込締切:4月26日[月]17時/定員に達し次第申込終了)
セミナー内容
J-LOD補助金を活用した国際共同製作における企画発案から完成までの流れの紹介。
トークの最後には、参加者とのQ&Aセッションも予定しています。
*
コンテンツグローバル需要創出促進・基盤整備事業費補助金(J-LOD)
(2)海外向けコンテンツ製作に資する資金調達・人材育成を行う事業の支援
海外展開を目指すコンテンツの本格的な制作に必要な資金調達のための試作映像等の企画・開発を行う事業に係る費用について、その費用負担を軽減するため、当該事業を主体となって実施する企業・団体に必要経費の一部を補助。
定員に達したため、お申し込みは終了いたしました。
※後日アーカイブを公開予定です。
開催概要
日 時 |
2021年4月27日(火)11:00~12:30 ※オンラインにて開催 |
参加費 |
無料 |
登壇者 |
渡邉一孝氏、藤元明緒監督、ジョシュ・レヴィ氏(共同プロデューサー)、ヌエン・ル・ハン氏(共同プロデューサー)※逐次通訳あり |
モデレーター |
エリック・ニアリ氏 |
対象者 |
国際共同製作を目指す若手プロデューサー、国際共同製作に興味のある業界関係者 |
定 員 |
100名程度 |
申込期限 |
4月26日(月)17時 定員に達したため、お申し込みは終了いたしました。
※参加決定後、やむを得ずキャンセルをされる場合は、お早めに事務局〈matching@vipo.or.jp〉までご連絡ください。諸般の事情や応募が僅少な場合には、中止される可能性がございますことをあらかじめご了承ください。
※プログラム内容は変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
登壇者プロフィール
渡邉一孝氏(わたなべかずたか)
プロデューサー 福井県出身。配給会社、俳優事務所、映画祭のスタッフを経て、日英翻訳のコーディネートや映像字幕制作、自主映画の制作を行う。2014年に映画の企画から配給/セールスおよび翻訳字幕制作を行う株式会社E.x.N(エクスン)を設立。製作/プロデュース作として『黒い暴動♥』(16/監督:宇賀那健一)、藤元明緒監督作『僕の帰る場所』(17/日本=ミャンマー)、短編『白骨街道』(20/日本=ミャンマー)。山形国際ドキュメンタリー映画祭ラフカット!部門のプログラムコーディネーター。映像を観て対話する「見たことないモノを観てみる会」を主宰。
藤元明緒氏(ふじもとあきお)
脚本/監督/編集 大阪府出身。ビジュアルアーツ専門学校大阪で映像制作を学ぶ。日本に住むあるミャンマー人家族の物語を描いた長編初監督作『僕の帰る場所』(18/日本=ミャンマー)が、第30回東京国際映画祭「アジアの未来」部門2冠など受賞を重ね、33の国際映画祭で上映される。長編二本目となる『海辺の彼女たち』(20/日本=ベトナム)が、国際的な登竜門として知られる第68回サンセバスチャン国際映画祭の新人監督部門に選出された。現在、アジアを中心に劇映画やドキュメンタリーなどの制作活動を行っている。
ジョシュ・レヴィ氏(Josh Levy)
プロデューサー 1985年生、カリフォルニア出身。ディズニーやフォックスにて制作現場での経験を得る。ベトナムに移住後、2016年に、現地の映画監督たちと共に映画会社・エヴァーローリングフィルムズをハノイで立ち上げる。短編映画『Roommate』(18、監督:Nguyen Le Hoang VIET)がハノイ国際映画祭にて新人監督賞を受賞。Produire Au Sud(ナント国際映画祭)、SEAFIC、SGIFF Southeast Asian Film Lab, Full Circle Lab、Online Consultancy(ロカルノ映画祭)などのプログラムに参加。現在『Till the Cave Fills』、『Fix Anything』など国際共同製作長編企画を企画開発中。
ヌエン・ル・ハン氏(Nguyen Le Hang)
プロデューサー ベトナム人映画プロデューサー兼ハノイ(ベトナム)を拠点とする制作会社ever rolling filmsの共同創設者。これまで、ハノイ国際映画祭2018で最優秀監督賞を受賞した『Roommate』やMax Ophüls Prize Film Festivalにて観客賞を受賞した『Trading Happiness』など、数々の短編映画をプロデュース。2019年には『Fix Anything』でベトナムの5つの短編映画に与えられる助成金企画コンテストに選出された。2020年には日本・ベトナム共同製作映画『海辺の彼女たち』をプロデュース。最近では企画開発中の長編映画『Till The Cave Fills』にてAutumn Meeting Arthouse Pitch、SGIFF Southeast Asian Film Lab、SEAFIC、Produire au Sud 2019などのラボに参加。
モデレーター
エリック・ニアリ氏(Eric Nyari)
プロデューサー 米シネリック社の代表取締役、およびシネリック・クリエイティブ社長。新作劇映画、ドキュメンタリー、4K修復プロジェクトを多数企画・プロデュース。近年の主なプロデュース作品は、アミール・ナデリ監督作『Monte(山)』(2016)、 『Ryuichi Sakamoto: CODA』(2017)、福永壮志監督作『アイヌモシリ』(2020)等。
作品について
『海辺の彼女たち』
(2020年製作/88分/日本・ベトナム合作/配給:E.x.N)
2021年5月1日公開
公式サイト:https://umikano.com
予告編:https://youtu.be/TPamOtW8_YE
定員に達したため、お申し込みは終了いたしました。
※後日アーカイブを公開予定です。
令和3年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)
日本発のアニメ、マンガ、映画、音楽等のコンテンツや先進的なコンテンツ技術の成長を継続・発展させていくため、コンテンツの海外展開に向けた市場を拡大するとともに、コンテンツを主軸としたオープン・イノベーションを促進し、関連産業への波及を生み出していくことを目的としたプロジェクト。日本のコンテンツホルダーへビジネスマッチングの機会を提供することにより、日本コンテンツの国際取引活性化や新市場創出を図ります。
お問い合わせ
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
グローバル事業推進部 宋、山﨑
e-mail: matching@vipo.or.jp
※メールでお問合せいただく場合には件名に「国際共同製作セミナー」とご明記ください。
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