2026.10.27 結果・成果報告
【受賞結果発表】北米最大級の日本映画祭「Japan Cuts」VIPO「ネクスト・ジェネレーション賞」最優秀監督が決定

北米最大級の日本映画祭「Japan Cuts(ジャパン・カッツ)」
VIPO「ネクスト・ジェネレーション賞」最優秀監督が決定!
岩倉龍一監督作品『BRAND NEW LOVE』が受賞


北米最大の日本映画祭「Japan Cuts」(第19回)が、2026年7月8日(水)~18日(土)までニューヨークで開催されました。
このたび、同映画祭で唯一のコンペティション部門である「ネクスト・ジェネレーション部門」において、VIPOが提供する「ネクスト・ジェネレーション賞」を授与する最優秀監督が決定しましたので、お知らせいたします。
 
見事、本賞を受賞したのは以下の作品および監督です。
 

 
 

「ネクスト・ジェネレーション部門」選出作品

受賞作品:『BRAND NEW LOVE』

 

 
 
【作品情報】
監督・脚本・編集:岩倉龍一/撮影:遠藤有紗/録音・整音:鈴木大智/助監督:笹本陽介/音楽:DJ MAYAKU/編集:鈴木 寿/タイトルデザイン:近藤唯士/クレジットデザイン:仲原 かれん
 
【出演】
吉川侑那、菊地恵泉、新川華那、岩倉龍一監督、川部良太
 
【ストーリー】
倦怠期を迎えている若い男女のカップル・唯子と研一は、唯子の叔父が営む古道具屋でアルバイトをすることに。小さなことで言い争いばかりの不器用なふたり。他人と一緒にいることの本質を見つめ直す。
 
本作は、第48回ぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞。
 

岩倉龍一監督 コメント
ネクスト・ジェネレーション賞をいただけたこと、とても光栄です。
本作は、身近な関係性の中で作り上げた映画です。
制作の中で考えていたのは、分かり合えない他者とどう共にいるかということでした。その思いは制作体制のみならず、この作品自体の物語にも強く反映されています。フィクションではありますが、とても個人的な映画です。
「JAPAN CUTS」も含めた、幸運にもいただいた多くの上映の機会の中で、それぞれの観客がそれぞれの個人的な思いを抱えて、この映画を観てくださいました。
この映画を作った意味が、多くの場所で異なる芽吹き方をしたような感覚でした。
今回の受賞は、そんな嬉しさが一つの形になったように感じます。改めまして、ありがとうございました。

審査員講評
「本作は、壊れかけた関係を修復しようとするパートナーたちの姿を、妥協のない眼差しと優しさを合わせもって描き出した作品です。一見ありふれた日常を、巧みに響き合う多層的な日常の瞬間として美しく捉えた本作は、映像で語るという確信に満ちた、新たな映画的才能の誕生を告げています。」
 
「岩倉龍一監督に本賞をお贈りできることを大変光栄に思います。また、日本の若手映画監督への支援を続けてくださっているVIPOの皆様に、心より感謝申し上げます。」
 
受賞された岩倉龍一監督には、次回作の製作支援金として、VIPOより賞金3,000ドルが授与されます。今後のさらなるご活躍と、次回作の完成を楽しみにしております。

 
なお、今年の「ネクスト・ジェネレーション部門」には、以下の新進気鋭の監督による5作品が選出・ノミネートされておりました。
 

ノミネート作品一覧

●『猫を放つ』Leave the Cat Alone
監督:志萱大輔
※文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2020」参加
 
●『白の花実』White Flowers and Fruits
監督:坂本悠花里
※文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2022」(長編映画の企画・脚本開発サポート)参加
 
●『BRAND NEW LOVE』
監督:岩倉龍一
 
●『ジンジャーボーイ』Ginger Boy
監督:田中未来
 
●『空回りする直美』Naomi Out of Sync
監督:中里ふく
 
VIPOは今後も、若手映画監督の育成と海外展開の支援に取り組んでまいります。
 
「Japan Cuts 2026」
実施期間:2026年7月8日(水)~18日(土)
主催:Japan Society
https://japansociety.org/film/japancuts/
 
 

お問い合わせ

特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
事業企画部 担当:山田・奥山
Email:bpdept@vipo.or.jp