VIPO(ヴィーポ)が令和4年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として支援し、2023年1月28日~2月1日に実施された「ロッテルダム・ラボ」にて参加した後藤美波プロデューサー(コバルトピクチャーズ)の日本・フィリピン国際共同製作作品『ブルーイマジン』が、第53回ロッテルダム国際映画祭 Bright Future 部門へ選出され、ワールド・プレミアとしての正式上映が決定いたしました。
後藤プロデューサーは本年、ウディネ・ファーイースト映画祭と同時開催された企画マーケット「Focus Asia」のプログラムFar East in Progress部門に参加し、ポスプロ段階にあった本企画のブラッシュアップやその後の海外展開のためのミーティング等を行いました。
また、本作で共同プロデュースだけでなく初監督を務めた松林 麗氏は、VIPOが支援するマッチング事業の一環として今年のプチョン国際ファンタスティック映画祭の企画マーケットに別企画の共同プロデューサーとして参加。国際的な企画マーケットやラボ・ワークショップに参加し、そのネットワークが結実した形でのロッテルダム国際映画祭公式参加決定となりました。
性暴力やDV、ハラスメント被害者のトラウマに寄り添い、救済するためのシェアハウス「ブルーイマジン」を舞台に、心に深い傷を負った女性たちの信念と連帯と葛藤のドラマを描いた青春群像劇です。ロッテルダムでのワールド・プレミアの後、2024年3月より新宿’s cinema他にて日本公開が決定しており、現在宣伝費応援のためのクラウドファンディングも開始されています。
https://motion-gallery.net/projects/blueimagine
さらに、VIPOが支援するマッチング事業の一環として、今年のプチョン国際ファンタスティック映画祭の企画マーケットに参加した林 健太郎氏(Nothing New)企画・プロデュースの短編作品『VOID』(岩崎裕介監督)が、本映画祭の短編コンぺティション部門であるTiger Short Competitionに選出され、正式上映が決定しました。2024年1月29日に、短編部門の授賞式「Tiger Short Awards Ceremony」が行われる予定です。
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
グローバル事業推進部 担当:山下
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