VIPO(ヴィーポ)では、2023年7月11日(火)・12日(水)の2日間で、オリジナル映画企画案をいかによい脚本・映画にできるのか考え、ブラッシュアップしていく講座を開催しました。脚本家・加藤正人氏(映画『クライマーズ・ハイ』、『凪待ち』)による「企画の発想」「骨法十箇条」の座学と受講者ひとりひとりへの講評をおこないました。脚本家、映画プロデューサー、映像制作に携わる12名が参加し、VIPOのホールにてリアル対面で実施しました。
脚本家・加藤正人氏
講座の様子
あたためているオリジナル企画を映画化までどのように具現化していくのか。本講座では、シナリオの幹となるものをいかにつくっていくかをテーマに、講師とともに受講者同士でもディスカッションできる機会を設けました。
開催概要
日時 |
7月11日、12日 10:00~17:00(9:30受付) |
参加費 |
20,000円(税込) |
主なカリキュラム |
- 「企画の発想」、「骨法十箇条」の座学
- 参加者12名の企画案の発表・講評・ブラッシュアップ、合評会
- 質疑応答、懇親会
適宜休憩アリ |
講座終了後アンケートから受講者の声
- 「加藤講師のお話が具体的でわかりやすかったです。充実した2日間でした。」
- 「今回得た知識(学び)を形に残し、必ず『映像化』を実現したいと思います。たくさんのヒントをいただけました。ありがとうございました。」
- 「丁寧に講評していただき今後の創作にとても参考になりました。」
- 「他の受講生の企画案に意見をいうことで様々な発想やアイデアが生まれとても有難かった。」
講師プロフィール
脚本家・加藤正人氏(日本シナリオ作家協会理事)
主な作品:『雪に願うこと』(2006、第18回[2005年]東京国際映画祭 東京サクラグランプリ)、『クライマーズ・ハイ』(2008、第32回日本アカデミー賞優秀脚本賞)、『孤高のメス』(2010、第34回日本アカデミー賞優秀脚本賞)、『天地明察』(2012)、『だいじょうぶ3組』(2013)、『ふしぎな岬の物語』(2014、第38回日本アカデミー賞優秀脚本賞)、『エヴェレスト 神々の山嶺』(2016)、「火花」(2016 Netflix、第54回ギャラクシー賞テレビ部門フロンティア賞)、『彼女の人生は間違いじゃない』(2017)、『凪待ち』(2019)、『破戒』(2022)
主催
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
お問い合わせ先
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
担当:本間・木元・佐藤
Tel:03-3543-7531 E-mail:seminar@vipo.or.jp