「映画スタッフ育成事業」は、映画撮影現場での実習を通じて、将来の映画制作現場で活躍できるスタッフを持続的に育成することを目指している文化庁の事業です。
対象は、以下の3者で、撮影現場で実習したい学生、学生を現場で学ばせたい学校、実習生を受け入れられる作品を随時募集しています。2018年は、19校から49人の学生が、劇映画20作品の撮影現場にてインターン実習を経験し、総実習日数は948日間に達しました。
●『八日目の蝉』の成島出監督による社会派エンターテインメント 成島出監督最新作
受け入れ期間/募集職種:2020年3月1日~5月5日/録音1名(3/20以降5/5までは本事業外の自主受け入れ期間)
※演出1名、美術1名は学生決定のため募集終了
・『事故物件 恐い間取り(仮題)』中田秀夫監督最新作(2020年8月28日公開) 制作1名 スクリプター1名
・『ブレイブ ‐群青戦記‐』 本広克行監督(2021年公開) 編集1名
・『君は永遠にそいつらより若い』 吉野竜平監督(2021年公開) 制作2名 撮影1名 照明1名
・『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督による最新作 制作2名 撮影1名 照明2名
・銭湯を舞台にしたオリジナル青春ムービー 下手大輔監督(2020公開予定) 編集1名
・実力派作家原作のサスペンス大作 タカハタ秀太監督(2021年公開予定) 制作1名
2020年2月時点で、すでに実習を終了した作品。実習に参加した学生にとっては映画の完成が待たれます。参加した作品が、どのように完成するのか想像するのも現場実習の楽しみの一つです。
・『魚座どうし』ndjc2019 山中瑤子監督(2020年2月21日 公開) 助監督1名 撮影1名 編集1名
・『劇場版 奥様は、取り扱い注意』佐藤東弥監督(2020年6月5日公開)制作1名 美術1名
・『子供はわかってあげない』沖田修一監督(2020年初夏公開予定) 撮影1名
・『叩き壊すほどに君へ -WADAIKO†GIRLS-』奥秋泰男監督(2020年秋公開予定)撮影1名 演出1名
・『生きちゃった』 石井裕也監督(2020年公開予定) 撮影1名 制作1名
・『天外者(仮)』田中光敏監督(2020年公開予定)演出1名 制作2名
・『シン・ウルトラマン』 樋口真嗣監督(2021年公開)制作進行2名
・『ブレイブ ‐群青戦記‐』 本広克行監督(2021年公開) 制作2名 演出1名 美術1名 照明1名
・原作コミック 瀬田なつき監督(2020年公開予定)美術・装飾2名
・ndjc長編 池田暁監督 演出2名 録音2名 照明1名
「一つのチームとして、部署間で助け合い、協力しあうことがすごく大事だと思いました。
気配りができる人がいる現場に行きたいと自分が感じたように、わたしもそういう声かけや心遣いができる映画人になりたい。」
インターン実習を同級生や後輩に勧めるか?という質問には、「是非勧めたい」とのこと。
「学生たちは、プロの映画人は決して妥協せず、常に最上のものを作ろうとしている姿勢を学ばれたのではないかと思う。」
次の現場でも実習生を受け入れたいか? という質問には「是非受け入れたい」とのこと。
秋から冬へかけての作品でもまだまだ実習を募集中です。
・制作プロダクションの皆様は実習生を受け入れられる作品、
・学校関係者の方は現場で学ばせたい学生
を奮ってお申込み下さい。
※実習期間は原則として、令和2年(2020年)2月末となります。
詳細は公式サイト https://vipo-cinema-intern.jp
Facebook https://www.facebook.com/映画スタッフ育成事務局撮影現場実習-110128857057866
【お問い合わせ先】
映画スタッフ育成事業事務局(特定非営利活動法人映像産業振興機構[VIPO]内)
Tel: 03-3543-7531(平日10:00~17:30) Fax: 03-3543-7533
E-mail: intern@vipo.or.jp
公式サイト:vipo-cinema-intern.jp
〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1東劇ビル2F
本事業は、インターンシップ制度を通じて、映画スタッフを目指す学生に映画制作現場における初歩的な知識と技術を習得させることを目的とした人材育成事業です。実際の映画製作現場と連携することにより、学校の授業だけで習得・体験することができないプロの制作現場において必要とされる知識、技術、スタッフ間でのコミュニケーション能力等を身につけることにより、将来、映画の制作現場で活躍できるスタッフを持続的に育成することを目指し、文化庁より映像産業振興機構(VIPO)が受託し事務局を運営しています。