VIPO(ヴィーポ)は、経済産業省「令和3年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として2021年10月に「韓国映像化IPビジネスマッチング」を実施しました。
その結果として、『月刊ヒーローズ』にて連載されていたSFアクションコミック『ソウルリヴァイヴァー』(原作・構成・キャラクターデザイン:藤沢とおる氏、作画:秋重 学氏)の韓国でのグローバルOTT実写映像化に向けた企画開発が始まりましたので、ご案内いたします。
本作品は、無になる前に魂を連れ帰ることができれば、死んだ人を生き返らせることができる死と無の狭間「死界」で繰り広げられる「魂」の救済(サルベージ)を、大人気マンガ『GTO』の藤沢とおる氏がプロデュースを行い、『フライ,ダディ,フライ』、『SPEED』のコミカライズを担当した秋重 学氏が作画を務める痛快ファンタジーアクションです。なお、セカンドシーズンとなる『ソウルリヴァイヴァーSOUTH』もヒーローズにて刊行されています。
本ドラマの開発を行う韓国のプロダクションは、韓国で多様な商業映画、OTTシリーズを手掛けるB.A.エンタテインメントです。代表作に2016年『トンネル』(主演:ハ・ジョンウ)、2017年『犯罪都市』(主演:マ・ドンソク)、2018年『藁にもすがる獣たち』(主演:チョン・ドヨン)、2019年『悪人伝』(主演:マ・ドンソク)、2021年Netflix『キングダム アシンの物語』(主演:チョン・ジヒョン)があり、今後『ボストン1947』(主演:ハ・ジョンウ)、『犯罪都市2』(主演:マ・ドンソク)などの公開も控えています。
本作品のドラマ化においては、「韓国映像化IPビジネスマッチング」のコーディネーターを務めた株式会社ロボットの小出真佐樹氏がアソシエイトプロデューサーとして参加することが決定しています。株式会社ロボットは、ここ5年で韓国IPの日本映画化(『22年目の告白 私が殺人犯です』、『見えない目撃者』他2作品が進行中)、日本IPの韓国映画化(講談社『リトル・フォレスト』、『藁にもすがる獣たち』、TBS・宝島社『スマホを落としただけなのに』、畑澤聖悟戯曲『親の顔が見たい』)を成立させたほか、西田征史戯曲『泥棒役者』韓国演劇公演化、2022年撮影確定作品が3件、開発中の作品が18件控えています。
日本発のアニメ、マンガ、映画、音楽等のコンテンツや先進的なコンテンツ技術の成長を継続・発展させていくため、コンテンツの海外展開に向けた市場を拡大するとともに、コンテンツを主軸としたオープン・イノベーションを促進し、関連産業への波及を生み出していくことを目的としたプロジェクト。日本のコンテンツホルダーへビジネスマッチングの機会を提供することにより、日本コンテンツの国際取引活性化や新市場創出を図ります。
事業ページ https://www.vipo.or.jp/project/content-business_matching/
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
グローバル事業推進部:内島・角谷
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