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2021.06.17 事業報告
福井健策弁護士コンテンツ法律セミナー『近年の著作権改正とDX時代に向けた著作権』 実施報告

 VIPO(ヴィーポ)は、2021年5月27日(金)、福井健策弁護士コンテンツ法律セミナー『近年の著作権改正とDX時代に向けた著作権』を開催いたしました。
 

 
 
 福井弁護士による法律セミナーはエンターテインメント業界において、今知りたいテーマを取り上げること今回で11回目を迎えました。コンテンツ業界をはじめその他の業種の方90名のご参加をいただきました。

 近年の著作権の改正は、ネット社会の進展により万人へ流通する情報の爆発的な増大と、プラットフォームによるその寡占などが背景となっています。また作品利用のための権利処理や海賊版対策をはばむ壁が存在していることも改正の要因です。講義では近年の著作権法改正を振り返り、まさに講義の前日に成立したばかりの図書館関連と放送関連の著作権改正の概要も紹介いただきました。今後の複雑多様化するDX時代に対応するためには、法規制だけではなく業界を挙げての仕組みづくりなどメニューミックスが大事であり、我々個々がリテラシーを強化していく必要であることを学びました。

★受講者の声

「福井先生のお話は、資料も含めていつも非常にわかりやすい。」
「実例を伴う説明と、法律改正のポイントが非常に面白かった」
「タイムリーなタイミングに講義いただき、ありがとうございました。」

など、多くのご感想をいただきました。

開催概要

日時 2021年5月27日(木)15:00~17:00
会場 オンライン
参加費(税込) VIPO会員:4,000円、一般:6,000円
主催 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
福井健策弁護士
福井健策弁護士(日本・ニーヨーク州)/日本大学藝術学部・神戸大学大学院客員教授
1991年 東京大学法学部卒。1993年 弁護士登録(第二東京弁護士会)。米国コロンビア大学法学修士課程修了(セゾン文化財団スカラシップ)、シンガポール国立大学リサーチスカラーなど経て、現在骨董通り法律事務所 代表パートナー。著書に『著作権とは何か』『著作権の世紀』『誰が「知」を独占するのか』(集英社新書)、『「ネットの自由」vs. 著作権』(光文社新書)ほか。文化庁、エンターテインメント・ロイヤーズ・ネットワークなど委員・理事を務める。

 

お問い合わせ先

特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
担当:木元
Tel:03-3543-7531 E-mail:seminar@vipo.or.jp