VIPOは、経済産業省「コンテンツ関連ビジネスマッチング事業」の一環として、2018年10月23日(火)に池袋サンシャインシティコンベンションセンターで開催されたJapan Content Showcaseにおいて、「TIAF企画 海外アニメプロデューサーによるピッチセッション&マッチング」を実施いたしました。
ピッチセッションでは、海外で活躍されているアニメーションのプロデューサー3名が登壇。
Manga Entertainment (UK) Ltd.のマネージングディレクター兼『Cannon Busters』のエグゼクティブプロデューサー、ジェローム マザンダラニ氏は、日本との共同製作アニメーションを2作品、そしてPJB Entertainment創設者であるパスカル J. ボネ氏は、 2Dアニメーション作品 『Kid-e-cats』と3Dアニメーションの作品『ROGER』、製作進行中のプロジェクトと映画、合わせて4作品を紹介しました。RAINBOW S.p.A. Italyのアンドレア グラチオッティ氏はRAINBOW社の紹介の後、世界各国で放映が決定している3DCGのアニメーション作品『44Cats』と、新しいIPの3作品を紹介しました。
3名のプレゼンテーションはキャラクターの設定や物語のあらすじだけでなく、製作の段階や、求めるビジネスパートナーについても網羅されており、国際的に活躍するプロデューサーのピッチセッションを目の当たりにすることができました。
ピッチセッションのあとにはマッチングセッションの時間を設け、積極的に多くの参加者がコミュニケーションを取る場となりました。
参加者は80名以上。アンケートでは、約8割から「参加して有意義であった」と回答がありました。また、「ピッチングの資料の作成方法やピッチ手法について学ぶところはありましたか?」という質問に対して、約7割の方から「学ぶことがあった」という回答があり、資料やデータの見せ方、テンポ感など、海外プロデューサーならではのピッチ手法が勉強になったといったコメントもあり、後日実施を予定しているピッチトレーニングへもつながる機会となりました。
特定非営利活動法人映像産業振興機構 第6事業部
担当:風岡
Tel:03-3543-7531 / E-mail:matching@vipo.or.jp
日本のアニメ、マンガ、映画、音楽等のコンテンツの成長を継続し、発展させていくため、コンテンツの海外展開に向けた市場を拡大するとともに、コンテンツを主軸としたオープン・イノベーションを促進し、関連産業への波及を生み出していくことを目的としたプロジェクト。日本発のアニメ、マンガ、映画、音楽等のコンテンツや先進的なコンテンツ技術に係るビジネスマッチングの機会を提供することにより、日本コンテンツの国際取引活性化や新市場創出を図ります。