VIPOでは、「紛争事例に学ぶコンテンツビジネス法務の勘どころ」1dayセミナーを8月21日(月)に開催しました。
セミナーでは、石井 邦尚 氏(弁護士)、江森 史麻子 氏(弁護士・弁理士)、及び角田 成夫 氏(弁理士)の3名を講師に招き、「今までどおりが一番危険。権利処理の失敗が招く重大トラブル」と題して、「ひこにゃん事件」「キャンディキャンディ事件」など複数の実際の紛争事例を題材に、後々トラブルに陥るのを防ぐためにはどのような契約書を結ぶべきなのか、わかりやすく解説しました。
受講者は27名。受講者の多くは映画・TV・アニメなど映像コンテンツの法務や契約の実務に関わる方で、それ以外にも「契約」や「権利処理」、「紛争事例やトラブル解決法」に興味を持つ映像以外のコンテンツ業界の方が受講されました。
講演以外にも実際の紛争事例を受けてのケーススタディのパートでは、講師と受講者間で活発な意見交換を交わし盛り上がりました。
・実際の紛争事例を題材にして契約時に注意すべきポイントを学ぶ
・実務的な着眼点や新たな発想を得る
2017年8月21日(月) 14:30-17:30(14:00受付開始)
・講師と受講生との意見交換会
・名刺交換会
特定非営利活動法人映像産業振興機構 ホールR
東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル2階
・権利処理や契約業務に携わる方
・法務部門に所属されている方
・VIPO会員:10,000円
・団体会員 :12,000円(※)
・一般 :14,000円
※VIPO会員一覧はこちら
※団体会員…VIPO会員団体に所属する会員企業
(一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会、一般社団法人日本動画協会、一般社団法人日本レコード協会など)
・テーマは興味深く、おもしろかった。
・初めてだったのでケーススタディで考える時間があってよかったです。
・非常におもしろかったから3時間でも足りない!
・事例を基にしたセミナーだったのでわかりやすかったです。
・実際の事例等を確認することが出来、とても有意義でした。
・具体的事例を取り上げてのセミナーなのでおもしろく、理解も出来る。良かった。
東京電機大学機械工学科卒。旧防衛施設庁にて機械設備設計等に従事。
その後、都内の特許事務所にて特許、実用新案、意匠、商標等の知的財産関連業務に従事し、弁理士登録。
2014年、現在のアテンダ国際特許事務所を開設。
工業系の特許のみならず、コンテンツ分野の商標等も数多く取り扱う。現在、カクイ法律事務所と業務提携し、知的財産の発掘から活用まで企業の知財戦略を幅広くサポート。日本弁理士会知財経営コンサルティング 委員会委員、関東職業能力開発大学校講師(工業法規)、栃木県知財相談員。
金城学院大学文学部英文学科卒業、米国バークリー音楽大学卒業、早稲田大学大学院法学研究科修了(法学修士)。2002年弁護士登録(第一東京弁護士会)、2003年江森総合法律事務所開設、2004年弁理士登録、2009年大洋綜合法律事務所開設。
駒澤大学法科大学院教授(知的財産法)・島根大学法科大学院非常勤講師
著作権を中心とした知的財産権分野を専門とし、ライセンス契約を中心とする企業法務のほか、一般 民事・刑事事件も扱う。著作権法学会会員、国際著作権法学会(ALAI JAPAN)会員
東京大学法学部卒、コロンビア大学ロースクール(LL.M.)修了
1999年弁護士登録(第二東京弁護士会)、2004年カクイ法律事務所開設
企業法務を中心に取り扱っており、中でもIT関連の法務、コンテンツビジネス関連の法務に力を入れている。
過去に法科大学院での講義経験も有する(IT法、アメリカ法)。
著書に「ビジネスマンと法律実務家のためのIT法入門」(民事法研究会)など。