VIPO（ヴィーポ）は、アニメーション企業の海外展開支援の一環として、2023年12月6～8日にアジア最大級のコンテンツマーケットAsia TV Forum & Market (ATF)にて行われた「ATF×TTB Animation Lab & Pitch 2023」へ企画を推薦し、日本代表としてJET SET GO Ltd.が参加しました。本プログラムでは、ATFとTies That Bind（TTB）* が協力し、Asia TV Forum & Market（ATF）にて、約120のアニメ企画の中からファイナリストに選ばれたアジアとヨーロッパのアニメーション9企画によるピッチセッションを初開催いたしました。
　

　
*Ties That Bind（TTB）は、ヨーロッパの団体EAVE（European Audiovisual Entrepreneurs）がアジアにフォーカスし、国際共同製作のために実施してきた、映画製作者のためのワークショップ。
　
「ATF×TTB Animation Lab & Pitch 2023」には、ヨーロッパから4企画、アジアからは5企画のアニメーション企画が参加。各企画のプロデューサーや監督である参加者は、会期1カ月前に全5回の事前オンライントレーニング、現地でも本番のピッチセッション以外の時間で実施された、ファイナンスやピッチング等様々なテーマに沿ったラボ（トレーニング）を通して、本番のピッチに向け準備を進めました。
　

本番のピッチセッションは12月7日（木）に実施され、100名以上の来場者の前で、日本代表のJET SET GO Ltd.の“Republic of Cats – Vanishing Utopia”を含め9企画がピッチを行い、各国から集まった参加者は、それぞれの企画の特性や文化背景を活かしたユニークなピッチングを実施し、会場を湧かせました。

ピッチセッションの最後には、その場でピッチングを聞いた来場者投票による“ATF×TTB Animation Pitch 2023 People’s Choice Award”が発表され、シンガポール代表として参加していた、日本・シンガポール合同企画である、清水ハン栄治監督(長編アニメーション映画『トゥルーノース』)の企画 “Something Great”が受賞しました。

　
各国から集まった9企画の参加者は、ピッチセッションの前後に、プレマッチング商談および各々がアポを取った商談を実施。オンラインと現地でのラボを通してピッチングや国際共同製作のノウハウを学んだだけでなく、参加者同士の交流が活発に行われ、今回のATF×TTB Animation Pitch参加企画に留まらず将来の国際共同製作にもつながるネットワーキングの機会となりました。
　

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