文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2025」では、「長編映画の企画・脚本開発サポート」を実施し、本年度の参加作家を募集いたします。
文化庁が主催する「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」は、次代を担う若手映画作家の発掘と育成を目的に、映像産業振興機構(VIPO)が文化庁から委託を受けて2006年度より運営する人材育成事業です。
今年度で4回目となる「長編映画の企画・脚本開発サポート」では、プロデューサーを中心とした講師陣による指導のもと、才能ある若手作家に対し、オリジナル長編映画の企画・脚本開発およびパイロット映像制作のサポートを行います。さらに映画製作者に向けたプレゼンテーションの機会を提供します。商業長編映画監督として必要な知識や視点を身に付け、クオリティ・実現可能性ともに高度な企画・脚本開発を目指すプロジェクトです。
2025年6月30日(月)12:00 正午まで
5月16日(金) | 作家募集開始 |
6月30日(月) | 応募書類提出締切 |
8月~9月 | 一次選考 |
9月~10月 | 通過者を対象にした講義 ⇒講義を受けてブラッシュアップした企画書の提出(脚本の改稿も可) |
10月下旬 | 面接・最終選考 |
11月~3月 | 脚本開発(~12月)・パイロット映像制作(1月~3月) |
3月 | 映画製作者に向けたプレゼンテーション |
※事情により、スケジュール等が変更になる場合もございます。予めご了承ください。
その他、提出物や提出方法、留意事項などの詳細は、下記リンクボタンより、ご確認ください
小泉徳宏/映画監督
1980年、東京都出身。
幼少期を海外で過ごし、独学で映画制作を学ぶ。2003年より株式会社ロボットに所属、『タイヨウのうた』で映画監督デビュー。2008年、『ガチ☆ボーイ』で第10回ウディネファーイースト映画祭で観客賞。2016年より映画『ちはやふる』シリーズ3部作を脚本・監督し、累計興行収入45億円を超える大ヒット、同作で第8回TAMA映画賞・最優秀新進映画監督賞を受賞。2018年より複数名の脚本家らとライターズルーム『モノガタリラボ』を立ち上げ、映画・ドラマの脚本のほか、小説や漫画など、様々な媒体に向けたストーリー創作をしている。2025年5月23日より最新作『父と僕の終わらない歌』が公開。
『タイヨウのうた』(2006) 『ガチ☆ボーイ』(2008) 『FLOWERS -フラワーズ-』(2010) 『カノジョは嘘を愛しすぎている』(2013) 『ちはやふる -上の句-』(2016) 『ちはやふる -下の句-』(2016) 『ちはやふる -結び-』(2018) 『線は、僕を描く』(2022) 『父と僕の終わらない歌』(2025) 「ちはやふる -めぐり−」(2025)
巣立恭平/プロデューサー
『踊る大捜査線 シリーズ』(監督:本広克行)、『海猿 シリーズ』(監督:羽住英一郎)でラインプロデューサー/制作を経て、プロデューサーとして映画『ちはやふる』シリーズ、『線は、僕を描く』で小泉徳宏監督とタッグを組む。
その他の作品はテレビ東京「電影少女-VIDEOGIRL シリーズ」(監督:関和亮)、AbemaTV「田中圭 24時間テレビ~24時間生放送しながらドラマは完成できるのか?!~」(監督:本広克行/上田慎一郎)、BS-TBSオリジナルドラマ「夫婦の秘密」など。2025年5月23日より最新作『父と僕の終わらない歌』が公開。
優れた若手映画作家を公募し、本格的な映像製作技術と作家性を磨くために必要な知識や技術を継承するためのワークショップや製作実地研修を実施すると同時に、作品発表の場を提供することで、次代を担う長編映画監督の発掘と育成を目指しています。
公式サイト:https://ndjc.bunka.go.jp/ 公式X:@ndjc_project
ndjc事務局(特定非営利活動法人映像産業振興機構[VIPO]内)
e-mail:ndjc@ndjc.bunka.go.jp