ndjc作品案内
NPO法人 映像産業振興機構(略称:VIPO、理事長:松谷孝征、東京都中央区)が実施している文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2014」では、今年度の製作実地研修における35mmフィルムによる短編映画5作品の撮影が終了し、3月の劇場公開を決定いたしました。
東京都内では角川シネマ新宿(東京都新宿区)、関西地区では大阪市のシネ・リーブル梅田(大阪市北区)にて期間限定上映を実施いたします。角川シネマ新宿では連日、監督ほかによる舞台挨拶を予定しています。詳細は以下の通りです。
記
■劇場公開 開催概要 -1日1回、5作品まとめて上映-
劇場:角川シネマ新宿
日時:平成27年3月14日(土)~3月20日(金)1週間
3月14日(土)13:30~シネマ1にて上映
※5作品上映後、監督5人ほかによる舞台挨拶あり
3月15日(日)~20日(金)18:30~シネマ2にて上映
※3/15(日)~19(木)上映前に監督ほかによる舞台挨拶あり
入場料金(5本まとめて):大人1,200円、学生・シニア1.000円
劇場:シネ・リーブル梅田
日時:平成27年3月16日(月)~3月20日(金)5日間 連日18:40~上映
入場料金(5本まとめて):大人1,200円、学生・シニア1.000円
詳細、最新情報は下記サイトをご参照ください。
ndjc公式サイト http://www.vipo-ndjc.jp
角川シネマ新宿 http://www.kadokawa-cinema.jp/shinjuku
シネ・リーブル梅田http://www.ttcg.jp
■ndjc:若手映画作家育成プロジェクトとは■
ndjcは、次代を担う優れた長編映画監督の発掘と育成を目指し、平成18年度より実施しているもので、優れた若手映画監督を公募し、本格的な映像製作技術と作家性を磨くために必要な知識や技術を継承するためのワークショップや製作実地研修を実施すると同時に、作品発表の場を提供することで、次代を担う長編映画監督の発掘と育成を目指しています。
■参加作家と上映作品(作家名五十音順) ※1作品の上映時間は約30分です。
■監督:飯塚俊光 Iizuka Toshimitsu
1981年神奈川県生まれ。 ニューシネマワークショップで映画制作を学ぶ。以後、自主映画をコンスタントに制作し精力的に活動をする。2012年、伊参スタジオ映画祭にて「独裁者、古賀。」がシナリオ大賞を受賞する。同作を映像化し、第28回高崎映画祭(「若手監督たちの現在」)、福岡インディペンデント映画祭2014、PFFアワード2014など様々な映画祭で高く評価される。
■作品:『チキンズダイナマイト』
作家推薦:ニューシネマワークショップ/制作プロダクション:ダブ
出演:岡山天音、恒松祐里、碓井将大、武田玲奈、前野朋哉
■監督:加瀬聡 Kase Satoshi
1975年千葉県館山市生まれ。美容師、バンド活動、フリーター等多岐の職業、活動を経て、日本映画学校へ入学。卒業後、フリーランスの映画助監督として数々の作品へ参加。長編処女作「SPINNING KITE」(2011)がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭にノミネート。その後、世界13の独立系映画祭、映画賞でノミネートと受賞を果たし、2013年にテアトル新宿でレイトショー公開など。同年、松竹配給によるオムニバス映画「埼玉家族」(2013)の母親編、「キャンディ」を監督。2014年には埼玉県製作によるドキュメンタリードラマ「武の国・その美しさと強さ」を監督し、発表している。
■作品:『もちつきラプソディ』
作家推薦:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ/制作:角川大映スタジオ
出演:星野真里、久世星佳、大高洋夫、豊嶋花、油井昌由樹
■監督:草苅勲 Kusakari Isao
1972年埼玉県蕨市生まれ。1995年から放送作家の中野俊成氏が率いる劇団ハラホロシャングリラにて演技を学ぶ。その後、2005年より自主映画の監督を始める。「盗賊ブギ」(2007)が山形国際ムービーフェスティバルで審査員特別賞を受賞。「金の魚の目」(2009)、「ゴリラの嘘」(2010)はSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で奨励賞を受賞。「疑う女」(2012)は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2012にて上映される。
■作品:『本のゆがみ』
作家推薦:ディレクターズクラブ/制作:シネムーブ
出演:金山一彦、兒玉宣勝、小野しおり、伊沢弘、松尾れい子
■監督:羽生敏博 Hanyuu Toshihiro
1981年茨城県竜ヶ崎市生まれ。日本映画学校(現:日本映画大学)卒業。CM、MV、舞台映像等、映像ディレクターとして活動中。クラウドファウンディングで製作資金調達に成功した長編自主映画「東京の光」が2015年劇場公開予定。
■作品:『good-bye』
作家推薦:日本映画大学/制作:リトルモア/フィルムメイカーズ
出演:安藤玉恵、竹中涼乃、矢崎由紗、吉岡睦雄、政岡泰志
■監督:吉野耕平 Yoshino Kohei
1979年大阪府生まれ。大阪大学大学院 生物科学専攻修了。実写からアニメーション・CGまで幅広く制作。「夜の話」(2000)がPFFにて審査員特別賞を受賞したほか、2002年、2004年にも入選。「日曜大工のすすめ」(2011)は、釜山国際映画祭の短編部門でスペシャルメンション受賞、その他クレルモン・フェラン国際短編映画祭コンペティション部門等に正式出品される。また映像演出チームTank-TopとしてCM・MV等を演出。関ジャニ∞「涙の答え」、moumoon「エメラルドの丘」、大橋トリオ「大橋トリオを探せ(CM)」他。
■作品:『エンドローラーズ』
作家推薦:ぴあ株式会社 PFF事務局/制作:日活/ジャンゴフィルム
出演:三浦貴大、でんでん、久野雅弘、梅舟惟永、勝倉けい子
【上記に関する連絡先】NPO法人映像産業振興機構(VIPO)内ndjc事務局:信澤・水越・中村
東京都中央区築地4-1-1東劇ビル8F TEL:03-3543-7532 FAX:03-3543-7533