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新着情報

2023.06.02 事業報告
福井健策弁護士法律セミナー「コンテンツ業界人が知っておきたい AIビジネスの権利問題」実施報告

 VIPO(ヴィーポ)は、2023年5月19日(金)、福井健策弁護士法律セミナー「コンテンツ業界人が知っておきたい AIビジネスの権利問題」を開催いたしました。
  
 福井弁護士による法律セミナーでは、エンターテインメント業界において、今知りたいテーマを毎回取り上げており、今回で15回目を迎えました。4年ぶりの対面開催ということもあり、チケットは事前に売り切れ、コンテンツ業界から総勢40名の方にご参加いただきました。
 
 生成系AIは近年稀にみる進化を遂げてきました。世界的規模で従来のビジネスモデルが覆るような衝撃と圧倒的な利便性が生まれる一方、AIへの懸念・反発も起きています。
AIの活用はすでに進んでおり、コンテンツ業界でもルール作りの模索が始まっています。市場の発展を目指すため、グローバルな視点から国際ルール作りが必要であり、奇しくも本セミナー開催と同時期におこなわれていたG7広島サミットで日本は議場国としてAIの国際的なルール作りを提唱しました。
本講座ではコンテンツ業界人がいま知っておくべき生成系AI について理解し、権利課題や今後の展望について学びました。

セミナーの様子
セミナーの様子

 

受講者の声

  • 「非常にわかりやすい説明で、今後の展望が伺えたことが大変参考になりました。」
  • 「日々の業務に直接結びつく知識を身に着けることができた。」
  • 「課題と見通しが整理されていて分かり易かった。」
  • 「具体性に富むお話は明瞭で分かり易かった。とても刺激をうけました。」

など、多くのご感想をいただきました。
 

開催概要

日時 2023年5月19日(金)16:00~18:00
会場 映像産業振興機構 会議室
参加費(税込) VIPO会員:5,000円、一般:7,000円
主催 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)

 

講師紹介

福井健策 氏
弁護士(日本・ニューヨーク州)、日本大学藝術学部・神戸大学大学院・iUほか客員教授
1991年 東京大学法学部卒。1993年 弁護士登録(第二東京弁護士会)。米国コロンビア大学法学修士課程修了(セゾン文化財団スカラシップ)、シンガポール国立大学リサーチスカラーなど経て、現在骨董通り法律事務所 代表パートナー。著書に『著作権とは何か』『誰が「知」を独占するのか』(集英社新書)、『ロボット・AIと法』(共著、有斐閣)、『エンタテインメント法実務』(編著、弘文堂)ほか。内閣知財本部・文化庁・総務省、デジタルアーカイブ学会、エンターテインメント・ロイヤーズ・ネットワークなど委員・理事を務める。

 

お問い合わせ先

特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
映像事業部 担当:木元
Tel:03-3543-7531 E-mail:seminar@vipo.or.jp