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2022.04.18 事業報告
「調布地区にて発見された映画資料でみる映画のスタッフワーク」展実施報告

 VIPO(ヴィーポ)は、文化庁「令和3年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業(撮影所等における映画関連の非フィルム資料)」の一環として、2022年2月26日(土)~3月6日(日)に「映画のまち調布シネマフェスティバル2022」と提携し、映画資料の展示「調布地区にて発見された映画資料でみる映画のスタッフワーク」を開催いたしました。

開催概要

日時 2022年2月26日(土)~3月6日(日) 10:00~19:00
会場 調布市文化会館たづくり 2階 北ギャラリー
料金 入場無料
主催 文化庁
運営 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
協力 株式会社角川大映スタジオ、日活調布撮影所、東映ラボ・テック株式会社、株式会社東京現像所、高津装飾美術株式会社、調布市郷土博物館、調布市立図書館、株式会社アイ・ティー・ワン、公益財団法人松竹大谷図書館、株式会社東映京都スタジオ
総展示資料数 現物:101点/デジタル:213点
総来場者数 460名

展示内容

令和2年度および3年度の調布地区調査にて発見された映画資料の展示。またデジタルアーカイブの活用実践として、令和2、3年度にデジタル化した松竹・東映のプレス資料とポスターのデジタル展示を併せて実施。

展示構成

現物展示

録音技師・須田武雄、編集技師・鈴木晄、美術監督・菊川芳江らが残した制作資料と調布市内の映画関連会社および図書館・博物館が所蔵する映画資料によって構成。
 
〇以下の各章別に映画資料を展示
東京現像所/東映ラボ・テック/日活調布撮影所/角川大映スタジオ/高津装飾美術/東宝助監督会所蔵資料/大映 録音技師 須田武雄 旧蔵資料/日活 編集技師 鈴木晄旧蔵資料/日活 美術監督 菊川芳江旧蔵資料
 

 

デジタル展示

株式会社アイ・ティー・ワンが開発したデジタルコンテンツ展示システム「IT-One Quest」により鑑賞者がタッチパネル操作で映画ポスター、プレス資料を閲覧できる大型モニタによる展示と、非接触でポスター画像を選んで鑑賞できるキャンバス(デジタルフォトフレーム)による展示の2種のデジタル展示を実施。展示画像は、令和2年度および令和3年度事業にてデジタル化した公益財団法人松竹大谷図書館と東映太秦映画村・映画図書室の所蔵資料のものを使用。
 
〇IT-One Quest(大型モニタ)
以下項目別にポスター、プレス資料のデジタル画像を展示。

分類 項目
会社 松竹/東映
監督 内田吐夢/大島渚/小津安二郎/川島雄三/木下惠介/小林正樹/渋谷実/中島貞夫/
野村芳太郎/深作欣二
俳優 岩下志麻/高倉健
スタッフ  甲斐荘楠音

〇キャンバス(デジタルフォトフレ-ム)
上記IT-One Quest(大型モニタ)の各展示項目から1作品ずつセレクトした代表作・人気作品のポスター画像。
 

お問い合わせ先

特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
令和3年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業事務局
E-mail: nonfilm.archive@vipo.or.jp