VIPO（ヴィーポ）は、経済産業省「令和3年度コンテンツ海外展開促進事業（コンテンツ関連ビジネスマッチング事業）」の一環として、2021年11月12日（金）に「A-JAPAN（Acceleration-JAPAN）解説セミナー」をオンラインにて開催いたしました。
　

　登壇者には、Amuse Group USA, Inc.の朽網泰匡（くたみやすまさ）氏をお招きし、アメリカのTV業界の全体像から、「米国における日本IPのニーズ」「TVの企画開発」「ハリウッドは何を欲しがっているのか」「米国のTV制作で大切なこと」などについて、わかりやすく解説をしていただきました。また今回はハリウッドで活躍するプロデューサーやエージェントからのビデオメッセージを紹介。現場が欲しいIPについて生の声を聴くことができました。

　セミナーにはテレビ、映画、アニメ、出版業界などから約90名の方々が参加し、アンケートの結果においても以下のような感想と共に、高い評価を得ることができました。

受講者の声

「北米の各メディアの最近のコンテンツ開発について大変勉強になった。」
「アメリカ市場の動向、業界のしくみ、去年の開催された実績などがわかった。」
「ハリウッドで現在どんなジャンルが求められているかを知ることができた」
「現在のナマの実態がしっかりと伝わり有益であった。」
　
　また、アンケートに答えていただいた参加者中、半数以上がA-JAPANへの応募を積極的に検討したいと回答、A-JAPAN第2弾へ向けての有意義な解説セミナー開催となりました。

開催概要

登壇者

朽網泰匡（くたみ やすまさ）氏　Amuse Group USA, Inc.　副社長
東京の映像制作会社を経て、文化庁新進芸術家海外研修制度派遣員に選抜され渡米。米国ロサンゼルスのチャップマン大学大学院にて映像プロデュースを学ぶ。卒業後、ハリウッドを拠点に実写からアニメーションまで多くの日米作品に参画する。2015年にAmuse Group USA, Inc.に参加、日米間をつなぐIPビジネスプロジェクトである「J-CREATION」（http://j-creation.us/jp/）を牽引し、TV、バラエティー、小説、漫画、ゲームなど多くの日本コンテンツを企画開発しハリウッドスタジオなどとの契約を取り付ける。2019年に同社副社長に就任。同社では映像ビジネス以外にも、BABY METALなど日本アーティストの海外音楽事業、ブロードウェイミュージカルへの出資、音声コンテンツビジネスなど多角的な海外事業展開を進めている。

お問い合わせ

特定非営利活動法人映像産業振興機構（VIPO）
グローバル事業推進部：池田、土田、山﨑、武山
E-mail：matching@vipo.or.jp