VIPO

新着情報

2020.10.13 事業報告
「ロッテルダムラボ2020」参加報告会&紹介セミナー 実施報告

プロデューサー育成プログラム「Rotterdam Lab」に参加した3名による、
参加報告会&紹介セミナー
9/24(木)実施報告


 VIPO(ヴィーポ)は、経済産業省「令和2年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、2020年9月24日(木)に「ロッテルダムラボ2020参加報告会&紹介セミナー」をオンラインにて開催いたしました。
 

 
 ロッテルダムラボは、「ロッテルダム国際映画祭」の企画マーケット(CineMart)の一部として実施されている、プロデューサー育成プログラムです。
昨年度(2020年1月25日~29日)のロッテルダムラボ2020に参加した日本人プロデューサー、青山エイミー氏、汐田海平氏、宮瀬佐知子氏の3名に今回、ご登壇いただき、期間中に実施されたプログラム内容や、ピッチング、現地でのネットワーキングなど、3名それぞれが、参加して学んだこと、体験したこと、感じたことなどを、報告・情報共有していただきました。
 
 質疑応答では多くの質問が寄せられ、登壇者3名が現在進めている国際共同製作企画、そのきっかけなどについても、話していただきました。
 
 参加者は25名。実施したアンケートでは、回答者の全員が、「有意義だった」「ロッテルダムラボに参加してみたい」と回答いただきました。
 

アンケートコメント(一部抜粋)

「実際の当日のスケジュールや内容がよく分かった」
「今年の参加者のリアルな取り組み方と感想を聞くことが出来た」
「海外の映画祭やフィルムマーケットで実践できそうなことが知れた」
 
今回の報告会の内容が、参加されたプロデューサーの方々にとって、国際共同製作等へのヒントや、海外の映画祭、見本市等へ参加したいと思うきっかけに繋がることを期待しています。
 

 
 

開催概要

日時 2020年9月24日(木)14:00~15:30(オンライン)
プログラム 一部:Rotterdam Lab2020参加報告(60分)
二部:質疑応答(30分)
登壇者※順不同 ・青山エイミー氏
・汐田海平氏
・宮瀬佐知子氏
参加費 無料

 

登壇者プロフィール

青山エイミー
 
大阪生まれ、バンクーバー育ちの大阪系カナディアン。
早稲田大学在学中に是枝裕和に師事。卒業後、分福で下積みを経験したのち、河瀬直美の日仏合作映画『Vision』でJuliette Binocheの通訳兼演出助手として電波の繋がらない奈良の山奥で約2ヶ月間の撮影をこなす。現在はフリーランスコンテンツプロデューサーとして映画やCMに携わる。2019年冬、アソシエイトプロデューサーとして携わった『つつんで、ひらいて』が釜山国際映画祭にてワールドプレミア、TOKYO FILMeXにてスペシャルメンションを受賞。趣味はダンスと撮影現場を引っ張ること。

 
 

汐田海平
 
Shake,Tokyo代表。MOTIONGALLERY STUDIO プロデューサー。
横浜国立大学卒業後、フリーランスとして映画、CM、PR映像の企画・制作・プロデュース行ったのちに、エイゾーラボ株式会社を設立。
2016,2017年はぴあフィルムフェスティバルのセレクションメンバーを務める。
プロデュース作の『蜃気楼の舟』(竹馬靖具監督)はカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭のコンペティションに正式出品、『西北西』(中村拓朗監督)は釜山国際映画祭ニューカレンツ部門、ミュンヘン国際映画祭に正式出品。公開待機作に『佐々木、イン、マイマイン』(内山拓也監督)、『エポックのアトリエ』(南部充俊監督)等。

 
 

宮瀬佐知子
 
大学在学中からフィリピンでドキュメンタリー映画の自主制作を始める。卒業後、ドキュメンタリーの撮影や制作に携わり、東日本大震災直後の被災地での取材を機に脚本を書き始める。その後、演出部、宣伝部、アシスタントプロデューサーなどとして様々な映画やドラマの現場に参加。2019年、フィリピンと日本を舞台にしたオリジナル脚本『OLONGAPO』がフィルメックス・シナリオ賞の準グランプリを受賞。最新のプロデュース作品は7月31日公開の『君が世界のはじまり』(監督:ふくだももこ)。

 

お問い合わせ先

特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
グローバル事業推進部:飯島、信澤
E-mail:matching@vipo.or.jp