VIPO(ヴィーポ)は、文化庁より「アーカイブ中核拠点形成モデル事業(撮影所等における映画関連の非フィルム資料)」を受託し、本事業において、「全国映画資料アーカイブサミット2020」を開催いたしました。
本サミットは3月開催の予定でしたが、新型コロナウイルスの感染症拡大防止対策のため一旦中止となりプログラムを変更し、オンラインでの開催となりました。
日 程 | 2020年6月30日(火)13:00~18:00 |
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主 催 | 文化庁委託事業 アーカイブ中核拠点形成モデル事業 (撮影場所等における映画関連非フィルム資料) |
配 信 | ライブ配信 |
参加費・人数 | 無料/182名 |
文化庁 参事官(芸術文化担当)付
芸術文化調査官(映画・映像担当)
戸田 桂 氏
講 師:日本図書館協会資料保存委員会 委員長 眞野 節雄 氏
1)ウィズ・コロナにおける図書館運営
2)資料の収集と保存方法
3)災害対策の具体例、注意点
4)被災・水濡れ資料の救済マニュアル(動画再生)
5)東京都立図書館の資料保存報告・指針紹介
6)東日本大震災発生当時の陸前高田市図書館の被災状況と修復体験談
[1]プレゼンター:株式会社東映京都スタジオ 特別顧問 山口 記弘氏
1)東映京都映画資料館紹介:資産、図書室、所蔵数、運営方法
2)デジタル化実績、展示実績
3)2019年度発見資料
4)教育プログラム紹介
5)殺陣の映像記録
[2]プレゼンター:松竹大谷図書館 主任司書 武藤 祥子氏
1)図書館紹介、利用方法、特色
2)資料登録・検索
3)保存
4)スクラップデジタル化実証実験
[3]プレゼンター:調布市立図書館 調査支援係主任 越路 ひろの氏
1)図書館紹介、地域歴史・活動紹介
2)資料室所蔵数
3)展示実績
4)課題
モデレーター:国立映画アーカイブ 主任研究員 岡田 秀則氏
パネリスト:株式会社東映京都スタジオ 特別顧問 山口 記弘氏
松竹大谷図書館 主任司書 武藤 祥子氏
調布市立図書館 調査支援係主任 越路 ひろの氏
1)非フィルム資料アーカイブの変遷、背景、重要性
2)東映太秦映画村(撮影所における資料館)の強み(有形・無形遺産、人材)、資料室オープンまでの経緯
3)松竹大谷図書館の60年の歴史を踏まえた運営上の取り組み、映画会社系列の独自性・強み・課題(劣化と活用)、1)SNS、CFによる修復・保存とその成功要因やメリット、デジタル化の必然性とWeb公開の限界
4)調布市立図書館の公立かつ2つの撮影所を持つ都市の経緯とヴィジョン、利用状況、課題
講 師:骨董通り法律事務所弁護士(日本・ニューヨーク州)日本大学藝術学部客員教授 福井 健策氏
1)アーカイブ化と権利の壁
2)著作権の保護期間
3)肖像権
4)著作権以外の権利者、権利処理
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)事務局次長 槙田 寿文
1)調査研究内容
2)映画所在地情報検索システム(仮称NFA)
3)全国映画資料館録2020(仮称)
4)全国映画資料アーカイブサミット
5)全国映画資料所蔵館ネットワーク
【お問い合わせ】
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
令和元年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業事務局
Tel. 03-3543-7531
e-mail: nonfilm.archive@vipo.or.jp