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2019.09.05 事業報告
第13回プロデューサーズ・カフェ開催報告

 2019年7月25日、VIPOが協力した第13回目となるプロデューサーズ・カフェ(主催:一般社団法人日本映画テレビプロデューサー協会)を開催しました。連続テレビ小説「半分、青い。」制作統括・勝田夏子氏(NHK)とドラマBiz「ハラスメントゲーム」統括プロデューサー・田淵俊彦氏(テレビ東京)にご登壇いただき、局を横断してのクロストークとなりました。
 
 「朝ドラ」は50年続くコンテンツですが(100作目「なつぞら」は2019年4〜9月に放送)、「半分、青い。」は脚本家・北川悦吏子さんと勝田プロデューサーがタッグを組んで硬直しがちなセオリーを次々と打ち破り、鮮烈な異色作として話題を呼び起こしました。
 
 「ハラスメントゲーム」も「ドラマBiz」という連続経済ドラマ枠でハラスメントというセンシティブなテーマを、脚本家・井上由美子さんと田淵プロデューサーの「勧善懲悪はつまらない」「今日の被害者は明日の加害者」という発想のもと、痛快かつ心に刺さるエンターテインメントとして実現させました。
 
 型破りともいえる両者のドラマ作りの根幹には、「フィクションの可能性を追求したい!」という情熱がありました。対談はさらに「現在のテレビドラマの潮流」「それぞれの局でのドラマ制作プロセス」「今後のテレビドラマの展望」といったテーマまでおよび、会場からも質問が相次いで大変盛り上がりました。
 
 TV局・映画会社はもちろん、アニメ制作会社、芸能事務所や俳優の方まで幅広い層から45名の方々にご来場いただき、充実した内容のプロデューサーズ・カフェとなりました。

 
 

開催概要

日 時 2019年7月25日(木)19:00~21:00(18:30受付開始)
会 場 映像産業振興機構(VIPO)
登壇者 ゲスト

勝田夏子氏 NHKドラマ番組部 チーフ・プロデューサー

主な作品に、連続テレビ小説 「半分、青い。」(2018)、「破裂」(2015)、「コントレール~罪と恋~」(2016)、「下流の宴」(2011)、大河ドラマ「軍師官兵衛」(2014)など。
 

田淵俊彦氏 テレビ東京統括プロデューサー

主な作品に「ハラスメントゲーム」(2018)、「破獄」(2017)、「あまんじゃく」(2018)、「二つの祖国」(2019)など。
 

司会進行:加藤拓氏 NHKドラマ番組部 チーフ・プロデューサー

主な演出作品に「眩~北斎の娘」(2017)、「八重の桜」(2013)など

参 加 45名
将来の映像産業を担う若手プロデューサー・スタッフ・俳優/コンテンツ業界で製作志望の者/日本映画テレビプロデューサー協会員等
参加費 VIPO会員:3,000円/一般:4,000円(税込)
日本映画テレビプロデューサー協会員は無料
主 催 一般社団法人日本映画テレビプロデューサー協会 プロデューサーズ・カフェ委員会
協 力 特定非営利活動法人 映像産業振興機構(VIPO)

 

お問い合わせ

特定非営利活動法人映像産業振興機構
Tel:03-3543-7531/e-mail:seminar@vipo.or.jp