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2021.04.20 事業報告
3/25テレビドラマ制作セミナー:脚本家・中園ミホ氏&プロデューサー・内山聖子氏による~ヒットの法則 国境を越えて共感されるヒロインの描き方~実施報告

 VIPO(ヴィーポ)では、2021年3月25日(木)に、「テレビドラマ制作セミナー~ヒットの法則 国境を越えて共感されるヒロインの描き方~」を、(一社)日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムとの共催にてオンラインで開催いたしました。
 
 講師には、脚本家 中園ミホ氏とテレビ朝日エグゼクティブプロデューサーの内山聖子氏、モデレーターに日本放送作家協会理事長のさらだたまこ氏をお迎えし、観るひとを魅了する七人の秘書たち、大門未知子はどうやってうまれたのか、オリジナル脚本のドラマに取り組む強い想いなど、ここでしか聞けない話題が満載のセミナーでした。
 
 中園氏の取材の手法、キャラクターづくりの秘訣や内山プロデューサーとの脚本開発、内山氏からは世界に通用する日本のドラマコンテンツの強みと課題などをお聞かせいただきました。当日は脚本家やプロデューサーを目指されている方から、現在映像コンテンツ業界に携わっている方まで51名の方にご参加いただきました。
 

 
 

開催概要

開催日時 2021年3月25日(木)18:00~20:00
会 場 オンライン
受講対象者 映像コンテンツ業界でスタッフ・プロデューサー志望の方、脚本家志望の方
参加費(税込) VIPO会員:2,500円/一般:3,500円/学生:1,500円
共 催 特定非営利活動法人映像産業振興機構 (VIPO) / (一社)日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム

 
 

講師プロフィール

脚本家:中園ミホ氏
 
東京生まれ。日本大学芸術学部卒業後、広告代理店勤務、コピーライター、占い師の職業を経て、88年にテレビドラマ『ニュータウン仮分署』で脚本家としてデビュー。その後も『For You』『Age,35 恋しくて』『やまとなでしこ』『anego』『ナサケの女~国税局査察官~』『トットてれび』『花子とアン』『西郷どん』『七人の秘書』など、テレビドラマを中心に数多くの作品を執筆する。07年に『ハケンの品格』が放送文化基金賞と橋田賞を、13年には『はつ恋』『Doctor-X 外科医・大門未知子』で向田邦子賞と橋田賞を受賞。

 
 

テレビ朝日総合編成局エグゼクティブプロデューサー:内山聖子氏
 
1965年、福岡県生まれ。津田塾大学卒業後、88年テレビ朝日入社。94年よりドラマ制作部。
連続ドラマ『ガラスの仮面』(97年・安達祐美主演)、連続ドラマ『黒革の手帖』(04年・ATP賞最優秀賞・米倉涼子主演)、スペシャルドラマ『それからの日々』(04年・放送文化基金賞・松本幸四郎主演)、『必殺仕事人シリーズ』(07~16年・東山紀之主演)、『交渉人シリーズ』(08~10年・米倉涼子主演)、スペシャルドラマ『時は立ち止まらない』(13年・芸術祭最優秀賞・放送人グランプリ大賞他)などを制作。米倉涼子主演『ドクターXシリーズ』(12~19年)では、全ドラマの年間視聴率トップに。エランドール賞プロデューサー奨励賞、放送ウーマン賞、日経エンタテインメントベストクリエイター賞など受賞。

 
 

モデレーター:さらだたまこ氏
 
放送作家、劇作家、エッセイスト、ラジオパーソナリティー。
東京生まれ。慶應大学経済学部卒業。大学在学中に、NHKでラジオパーソナリティーデビュー、ニッポン放送に脚本が採用され作家デビューを果たす。卒業後は、テレビ・ラジオの番組企画・構成、劇作家、パーソナリティーとして活動するかたわら、女性のライフスタイルや食文化をテーマとした書籍を多数著す。
主な著書に『パラサイト・シングル』(WAVE出版)、『父と娘のパラサイト・シングル』(三浦朱門氏との共著:KKベスト新書)、『ブルゴーニュの小さな町で』(大和書房)、『とびきり愉快なワインの話』(学陽書房)、『不倫の作法』(牧野出版)、最新刊は『親も自分もすり減らない!? シングル介護術』(WAVE出版)など。1994年から、社団法人日本放送作家協会理事を務め、2012年に理事長に就任し、2015年春に開講した作家養成スクール「市川森一・藤本義一記念 東京作家大学」の学長も兼務。日本脚本家連盟員、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム監事、放送批評懇談会会員、日本ペンクラブ会員。

 
 

お問い合わせ

特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
セミナー担当:木元、村川
E-mail:seminar@vipo.or.jp