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2019.11.19 事業報告
テレビドラマ制作セミナー「ドラマファンを魅了する人間ドラマのつくり方」実施報告

 VIPOでは、2019年11月6日(水)に、テレビドラマ制作セミナー『ドラマファンを魅了する人間ドラマのつくり方』を、(一社)日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムとの共催にて開催しました。
 
 テレビ、映画、演劇、アニメと幅広く脚本を手掛けられている脚本家・羽原大介氏と『昭和元禄落語心中』で共にドラマ制作に携わったNHKエンタープライズ・プロデューサー小林大児氏、モデレーターには日本大学芸術学部教授の中町綾子氏を迎え、NHKならではのテレビドラマの制作現場について語っていただきました。
 
 多くのドラマファンに支持されたNHKドラマ『昭和元禄落語心中』を軸に、漫画原作のドラマ化について、企画立案から放送までの流れ、小林氏からはドラマ・プロデューサー業に求められるもの、羽原氏からは脚本を執筆するうえで心掛けていることなどお聞かせいただきました。
 
 NHKドラマの制作事情は興味深いものがありました。
 

 

開催概要

開催日時 2019年11月6日(水)17:00~19:00
会 場 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO) ホールR
(東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル2階)
受講対象者 ・将来のテレビ・映画など映像産業を担うスタッフ・プロデューサー
・コンテンツ業界でプロデューサー志望の方
参加費(税込) VIPO会員:3,000円/一般:4,000円/学生:2,000円
主 催 特定非営利活動法人映像産業振興機構 (VIPO) / (一社)日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム

 

講師プロフィール

脚本家・羽原大介氏
1964年 島根県生まれ
芸能プロダクションのマネージャー職を経てつかこうへいに師事、‘92年に脚本家デビュー
主な作品:
映画『ゲロッパ!』、『パッチギ!』、『フラガール』、『ゲゲゲの鬼太郎劇場』、ドラマ『ダブルフェイス』(TBS共同制作)、『マッサン』(NHK連続テレビ小説)、『誤断』(WOWOW)など。自身で旗揚げした劇団『昭和芸能舎』の脚本・演出を担当。
 
受賞経歴
2006年 映画『パッチギ!』(井筒和幸監督 第29回日本アカデミー賞 優秀脚本賞)
2007年 映画『フラガール』(李相日監督 第30回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞)
2009年 NHK福岡発ドラマ『母さんへ』(ギャラクシー奨励賞)
2009年 昭和芸能舎『長ぐつのロミオ』(バッカーズ演劇賞)
2010年 NHK福岡発ドラマ『見知らぬわが町』(ギャラクシー月刊賞)
2012年 NHK土曜ドラマ『とんび』(モンテカルロテレビ祭 最優秀賞)
2013年 TBS×WOWOW『ダブルフェイス』(東京ドラマアウォードグランプリ)

 

小林大児氏(こばやしだいじ)
1972年生。
1996年NHK入局。沖縄放送局を経て2000年からドラマ番組作りに携わる。
助監督、制作スタッフとして『ちゅらさん」『ロッカーのハナコさん』など。
演出として『ちゅらさん4』『新選組!』『純と愛』『ごちそうさん』『真田丸』など。プロデューサーとして『小吉の女房」『昭和元禄落語心中』『ミス・ジコチョー』など。

 

中町綾子氏 日本大学芸術学部教授
研究領域:テレビドラマ研究を専門領域とし、番組批評を活動の中心とする。国際ドラマフェスティバルinTokyo、東京ドラマアウォード選考委員会委員長、文化庁芸術祭賞審査委員ほか審査委員。
著書:『ニッポンのテレビドラマ 21の名セリフ』(弘文堂)、『国際演劇年鑑』(国際演劇協会日本センター)、『なぜ取り調べにカツ丼が出るのか』(メディアファクトリー)。

 

お問い合わせ先

特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
セミナー担当:木元、村川
TEL:03-3543-7531/E-mail:seminar@vipo.or.jp