VIPO

新着情報

2018.11.19 事業報告
  • メディア芸術海外展開事業
「メディア芸術祭海外展開事業 スペイン『サロン・デル・マンガ』出展」 実施報告

VIPOは、バルセロナで開催されたスペイン最大のマンガフェスティバル「第24回サロン・デル・マンガ」にて、文化庁のメディア芸術海外展開事業運営事務局として、「言葉と物と獣」(スペイン語タイトル:「Lenguaje, objetos y bestias」)展を開催しました。
 

会 期 2018年11月1日(木)~11月4日(日)
会 場 Fira Barcelona Montjuïc(スペイン・バルセロナ)
主 催 文化庁
企画ディレクター 戸田康太(独立行政法人日本芸術文化振興会プログラムオフィサー)
運営事務局 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)

 
「文化庁メディア芸術祭」の受賞作品を中心に、約130点のマンガ原画のほか、映像・メディアアートインスタレーション作品等を展示。
 
また、『BEASTARS』作者 板垣巴留氏のトーク・セッションや、『進化する恋人たちの社会における高速伝記』作者 畝見達夫氏のパブリックトーク・イベントを実施しました。更にフェスティバル内では、第21回文化庁メディア芸術祭受賞作品を中心としたプログラムの上映も行いました。
 

イベント実施概要

<11月1日(木)>
「Focus on Animation」上映
https://jmaf-promote.jp/10.html
 
<11月2日(金)>
板垣巴留氏 サイン会(1回目)
「第24回サロン・デル・マンガ」アウォード・セレモニー 板垣巴留氏 芸術貢献賞受賞
 
<11月3日(土)>
「21st Japan Media Arts Festival Award-winning Program」上映
https://jmaf-promote.jp/3.html
 
板垣巴留氏とFrederic Toulmond氏(「BlACKSAD」日本版出版社・ユーロマンガ代表)トーク・セッション 
板垣巴留氏サイン会(2回目)
 
<11月4日(日)>
畝見達夫氏パブリックトーク
 
 
■「文化庁メディア芸術祭」が開催した「言葉と物と獣」展は、【第1章 獣(=欲望)を飼いならす言葉】、【第2章 モノが語りはじめるとき】、【第3章 語りから物語へ】という3つの章で構成され、マンガ、映像、メディアアートインスタレーションなどの10作品の展示を行いました。
 
本展は、フェスティバル開幕前日の10月31日に行われた現地マスコミ事前取材日に早くも注目を集め、フェスティバル開幕の11月1日から、スペインの新聞・全国紙(5誌)、および地方紙(5誌)、国営テレビ放送等で大きな露出を獲得。フェスティバル参加者の「言葉と物と獣」展への関心も大いに高まり、4日間で5,000人を超える観客の方々に見て頂きました。
 
「サロン・デル・マンガ」自体も、2018年は4日間で約15万人が来場し、歴代最高の動員数を記録。日本のマンガのスペイン語版の販売や、日本の映像・音楽・キャラクター関連のCDやDVD、各種グッズの販売、更にはコスプレ・コンテストや日本文化体験コーナー、日本食のフード・コートから様々な日本企業の展示まで、マンガと日本文化を愛する、スペイン/バルセロナの人達を中心とした来場者で、大いに盛り上がったフェスティバルとなりました。
 
そして、スペイン/バルセロナと日本の、更なる友好と相互の文化の発展を感じさせてくれる、貴重な機会でもありました。
 
 

会場外観

 

「言葉と物と獣」展

 

トークイベント

 

フェスティバルの様子

 

お問い合わせ先

特定非営利活動法人映像産業振興機構 第1事業部
担当:内藤・堀内
Tel:03-3543-7531 E-mail:jmaf@vipo.or.jp