NPO法人 映像産業振興機構(略称:VIPO、理事長:松谷孝征、東京都中央区)が企画・運営する文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2015」では、制作プロダクション4社にご協力を頂き今年度の製作実地研修(短編映画製作)を実施する運びとなりました。
10回目を迎える今年度は、過去最多となる76名、42の推薦団体より応募があり、夏のワークショップを経て4名の作家を決定、現在は講師による指導のもと脚本開発を行っています。
製作実地研修では、プロのスタッフのもと35mmフィルムによる短編映画の製作を行います。10月より撮影準備に入り映画の完成は2016年1月。2月から3月にかけて東京他で合評上映会及び劇場公開を行います。プロダクション4社及び今後のスケジュールは以下のとおりです。
◇アスミック・エース(東京都港区六本木6-1-24)
佐藤 快磨(さとう たくま) 推薦団体:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ
◇ブースタープロジェクト(東京都世田谷区成城1-4-1)
福田 桃子(ふくだ ももこ) 推薦団体:日本映画大学
◇東映東京撮影所(東京都練馬区東大泉2-34-5)
藤井 悠輔(ふじい ゆうすけ) 推薦団体:ショートショート実行委員会
◇東宝映画(東京都世田谷区成城1-4-1)
堀江 貴大(ほりえ たかひろ) 推薦団体:TAMA映画フォーラム実行委員会
○製作実地研修:9月(脚本指導)/10月~12月(撮影)/12月~1月(仕上げ)/1月中旬(完成)
○作品発表:2月~3月(合評上映会:東京その他3か所予定)/3月(劇場公開:東京他1か所予定)
※その他、事業に関する詳細は、プロジェクトHP(http://www.vipo-ndjc.jp/)をご参照ください。
ndjcは、次代を担う優れた長編映画監督の発掘と育成を目指し、平成18年度より実施しているもので、優れた若手映画監督を公募し、本格的な映像製作技術と作家性を磨くために必要な知識や技術を継承するためのワークショップや製作実地研修を実施すると同時に、作品発表の場を提供することで、次代を担う長編映画監督の発掘と育成を目指しています。