お知らせ

2026.02.17 実施報告
実施報告:「映画プロデューサー養成講座/基礎編 2025」(2日間/11月開催)

今回で10年目を迎えた「映画プロデューサー養成講座 基礎編」を、2025年11月27日(木)、28日(金)の2日間の日程で実施いたしました。講師に早稲田大学名誉教授の安藤紘平氏を迎え、映画業界をはじめ、映像コンテンツのプロデュース実務に携わる方を中心に26名が受講されました。
 

映画プロデューサー養成講座 基礎編

 
プロデューサーに求められる広範な知識を体系立てて学べる本講座では、特に“脚本を読む力”に重点を置いており、古典作品を例に講師が映画の構成について詳しく解説しました。2日目の後半では、映画『国宝』『怒り』『悪人』『フラガール』の李相日監督と安藤講師との対談形式のセッションを行い、李監督に映画監督とプロデューサーの向き合い方など実践的なお話をしていただきました。また受講者からの様々な質問にも応答していただきました。
 

安藤講師と李相日監督のトークセッション
安藤講師と李相日監督のトークセッション

 

開催内容

プログラム内容

●1日目:11月27日(木)10:00~17:00
・プロデューサーの役割、マーケットの構造
・資金調達・企画の立て方
・プロデューサーに必要な脚本の基礎
・脚本を書くにあたって重要なこと
・モチーフ・テーマの見つけ方
 
●2日目:11月28日(金)10:00~16:00
・脚本構成の基本
・オープニングとエンディング・プロットポイント
・魅力ある台詞とは
・プロデューサーにとっての脚本の読み方
・制作予算を立てる
・資金を回収する
 
16:00~
李相日監督と安藤講師のトークセッション
質疑応答
 
17:00
終了
 

対象者 映像コンテンツ業界のプロデューサー志望の人
受講者 26名
会場 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)ホールR

 

受講者の声 VIPO実施アンケートより

・基礎から学びなおすことができ、大変有意義でした。
・シナリオ分析と解説は自身の仕事にそのまま活かせる内容でした。
・シナリオ構成と予算組について深く学べた。
・映画製作の実務的なお話が聞けてとても為になりました。
 
 

講師プロフィール

早稲田大学名誉教授 安藤紘平氏
早稲田大学名誉教授 安藤紘平氏
1944年生まれ。1968年、早稲田大学理工学部卒業。同年TBS入社、2004年退職し早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授。日本映画監督協会国際委員。大学在学中から寺山修司主宰の劇団天井桟敷に所属、JALなどのCM、中島みゆきなどのMV、個人映像作家として活動。1969年、電子映像を使った日本初のフィルム『オー・マイ・マザー』でオーバーハウゼン国際短編映画祭入選、同作品は米国ゲッティ美術館、横浜美術館などに収蔵。1994年、ハイビジョン撮影を35ミリフィルムに変換した『アインシュタインは黄昏の向こうからやってくる』で、ハワイ国際映画祭銀賞特別賞、国際エレクトロニックシネマフェスティバル・アストロラビウム賞を受賞。その他、1973年『息子たち』がフランストノンレバン国際独立映画祭グランプリなど受賞歴多数。パリ、NY、LA、東京などの美術館のほか日本国立フィルムアーカイブに全作品が収蔵されている。

 
 

映画監督 李 相日(リ サンイル)氏
映画監督 李 相日(リ サンイル)氏
大学卒業後、日本映画学校(現:日本映画大学)にて映画を学ぶ。卒業制作作品『青~chong~』が「ぴあフィルムフェスティバル」のアワード2000でグランプリ他4部門を独占受賞。新藤兼人賞金賞受賞の『BORDER LINE』(03)を始め、様々な作品で賞を受賞。2006年『フラガール』が第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞を受賞。2010年『悪人』は、第34回日本アカデミー賞13部門15賞受賞、最優秀賞主要5部門を受賞。2013年『許されざる者』、2016年『怒り』、2022年『流浪の月』で多くの賞を受賞。2025年、歌舞伎を題材にした最新作『国宝』は、カンヌ国際映画祭『監督週間』部門で世界初上映され、公開前から話題を呼び、実写日本映画の歴代興行収入第1位を記録し、さらに第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞日本代表に決定。

 

お問い合わせ先

特定非営利活動法人 映像産業振興機構(VIPO)
セミナー担当
Tel:03-3543-7531 Email:seminar@vipo.or.jp