VIPO（ヴィーポ）は、8月30日（水）、9月6日（水）の2日間にわたり　アニメのシナリオを読み解いて、ブラッシュアップしてく実践形式の講座を対面（リアル）にて開催いたします。本講座では、講師による座学、参加者同志のワークショップと講師からの直接指導をいただきます。
※ご応募いただいた後、応募者多数の場合書類選考がございます。
 

 
　アニメにとってシナリオは最も重要なものです。制作の現場では、シナリオを書くライターよりもシナリオを読まなければならない職種の人のほうが圧倒的に多いですが、シナリオを読まなければならないアニメ制作スタッフは、果たしてシナリオを本当に理解しているでしょうか？シナリオの正しい読み解き方を知らないとシナリオ会議で建設的な意見が言えません。またライターからするとシナリオを理解していない人の意見は響きません。アニメの制作に携わるからには、シナリオの読み解き方を学ぶことは必須なのです。
 
　本講座は、シナリオを書くための講座ではありません。仕事で読まなければならないプロデューサー、監督、演出家、アニメーター、文芸スタッフ、シリーズ構成、そして将来アニメ制作を目指している人が学んでおくべき講座です。
 

開催概要

プログラム

1日目：8月30日（水）13:00～17:00

1.座学

• シナリオライターがどのような意図で脚本を書いているのか。
• どんなところがチェックポイントなのか？
• 打合せでは、どんなコミュニケーションが求められているか？

 
2.シナリオの確認
シナリオライター2名が参加します。

• どのような意図で書いたシナリオか、ライターへヒアリング
• 受講者から質疑応答（設定を変えることはありか？どういった思いがあるのか？等）
  ※宿題：次週までに直しのアイデアを考えてくる

2日目：9月6日（水）13:00～17:00

1.ワークショップ（ライター2名がグループにはいります。）

• 個別に意見を考えてきてもらう ➝ 発表
• グループワーク　ひとつの意見 ➝ 発表 ➝ 講評

 
2.最後の2日間のまとめ
 
※適宜休憩を挟みます。また、プログラム内容は変更する可能性があります。
 
 

講師プロフィール

小林雄次（こばやしゆうじ）氏／脚本家・小説家
長野県生まれ。2002年にアニメ『サザエさん』で脚本家デビューを果たす。日大芸術学部映画学科、跡見学園女子大学、東京作家大学にて講師を務める。オンラインサロン「シナリオランド」オーナー。日本放送作家協会常務理事。
 
＜代表作＞
アニメ／『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』（構成） 『美少女戦士セーラームーンCrystal』（構成） 『プリキュア』シリーズ 『デュエル・マスターズ』シリーズ 『爆丸』シリーズ
特撮／『ウルトラマン』シリーズ（構成） 『牙狼<GARO>』 『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』 『獣拳戦隊ゲキレンジャー』
ドラマ／『ベイビーステップ』 『オルトロスの犬』 『監査法人』 『中学生日記』
バラエティ／『天才てれびくんYOU』（構成）
舞台／『六番目の小夜子』
著書／『脚本家という生き方』 『特撮ヒーロー番組のつくりかた』 『キセキ -あの日のソビト-』
漫画原作／『バツイチ コンシェルジュ ～寄り添うふたりの縁結び～』（連載中）

 
 
【後援】一般社団法人 日本放送作家協会、一般社団法人 日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム
 

お問い合わせ先

特定非営利活動法人映像産業振興機構（VIPO）
セミナー事務局　担当：木元、佐藤
Tel：03-3543-7531　E-mail: seminar@vipo.or.jp
※お問い合わせの際は、件名に「アニメシナリオ読み解き講座」とご明記ください。
 
 

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