J-LOD(令和2年度補助金) 活用事例

株式会社メディアドゥ

アクセシブル電子図書館クラウドシステム

「障害者差別解消法」と「読書バリアフリー法」により、地方自治体における公共図書館ではとりわけ視覚障害者への対応が急務となっている。出版業界においても「アクセシブル・ブックス委員会」を設置し、出版各社のアクセシビリティ対応部署との連携を取りながら、アクセシビリティ対応を進めている。
これを受け、メディアドゥでは自治体、及び出版社が、簡単に読書バリアフリーへの取り組みに参画できる支援ツールとして、アクセシブル電子図書館クラウドシステムの開発に着手した。
アクセシブル電子図書館クラウドシステムは、当社が既存ビジネスで出版社よりお預かりしているテキスト系電子書籍ファイルと、デジタルデータの音声自動読み上げ技術を組み合わせ、視覚障害者が音声で電子書籍を利用できるシステムである。
これにより、国内に約30万人と推計される視覚障害者に対し、過去の作品、そしてこれから生み出される出版物を、音声読み上げ作品として提供することができる。また、作品を提供する出版社も特別な準備や業務が加わることなく、既存電子書籍販売サイトへの販売フローと同じ方法で、継続的かつ効率的にアクセシビリティに対応した作品を視覚障害者に提供することができるようになる。
今後は、出版業界との連携を強化し、提供する作品を増やしていくこと、及び視覚障害利用者からフィードバックを受け、アクセシビリティの向上に取り組んでいく。