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2023.01.18 事業報告
福井健策弁護士法律セミナー「デジタルマーケットの著作権処理~クリエーター発信、n次創作、メタバース市場の権利実務と未来~」実施報告

 VIPO(ヴィーポ)は、2022年12月16日(金)、福井健策弁護士法律セミナー「デジタルマーケットの著作権処理~クリエーター発信、n次創作、メタバース市場の権利実務と未来~」を開催いたしました。
  
 福井弁護士による法律セミナーでは、エンターテインメント業界において、今知りたいテーマを毎回取り上げており、今回で14回目を迎えました。コンテンツ業界をはじめ総勢59名の方にご参加いただきました。
 

 
 目まぐるしく変わりゆく情報社会の中で、技術の進歩と共に多くのコンテンツが生まれクリエーターが育っています。クリエーターが創造したものから更なる創造がうまれる未来のエコシステムを維持していくには、保護と利用のバランスが大事になります。デジタルマーケットにおいては情報が自由に流通して活性化していくことが理想ですが、様々な問題も起こってきます。法制度だけでなく多様なツールを組み合わせて取り組めば、新しいサイバー空間が新しい経済圏になることへの期待は増すばかりです。
 本講座ではサイバースペースの実際の紹介から新しい知的財産を考える視点を学びました。
 

受講者の声

「非常にわかりやすい内容で、現状を整理することができました」
「とても有意義でした。また参加したいと思いました」
「仕事をするなかで、実務上非常に役に立つ内容だった。」
「具体例を用いたわかりやすい解説で、権利問題が理解できた。」
など、多くのご感想をいただきました。
 

開催概要

日時 2022年12月16日(金)15:00~17:00
会場 オンライン・ライブ配信
参加費(税込) VIPO会員:4,000円、一般:6,000円
主催 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)

講師紹介

福井健策 氏
弁護士(日本・ニューヨーク州)、日本大学藝術学部・神戸大学大学院・iUほか客員教授
1991年 東京大学法学部卒。1993年 弁護士登録(第二東京弁護士会)。米国コロンビア大学法学修士課程修了(セゾン文化財団スカラシップ)、シンガポール国立大学リサーチスカラーなど経て、現在骨董通り法律事務所 代表パートナー。著書に『著作権とは何か』『誰が「知」を独占するのか』(集英社新書)、『「ネットの自由」vs. 著作権』(光文社新書)、『エンタテインメント法実務』(編著、弘文堂)ほか。文化庁、内閣府知財本部、デジタルアーカイブ学会、エンターテインメント・ロイヤーズ・ネットワークなど委員・理事を務める。
お問い合わせ先

特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
映像事業部 担当:木元
Tel:03-3543-7531 E-mail:seminar@vipo.or.jp