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2022.02.17 事業報告
「Rotterdam Lab 2022」若手映画プロデューサー派遣 実施報告

 VIPO(ヴィーポ)は、経済産業省「令和3年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、2022年1月24日(月)~2月2日(水)にオンラインで開催された「Rotterdam Lab」(プロデューサー養成ラボ)へ、若手映画プロデューサー2名の参加を支援いたしました。
 
 今回、VIPOが参加支援したプロデューサーは、以下の2名。(敬省略、順不同)

  • 井手陽子 (アスミック・エース株式会社)
  • 戸田ひかる(Little Stranger Films合同会社)

 

 
 オランダで開催される「ロッテルダム国際映画祭」の企画マーケット(CineMart)の一部として実施する「Rotterdam Lab」。今年度は、世界37か国から73名のプロデューサーが参加となりました。
 
 ピッチング、PR、プロダクション、ワールドセールス、助成金、国際共同製作のケーススタディ、といった講義をはじめ、パネルセッションやラウンドテーブルにてQ&Aやコミュニケーションが取れる場もあり、国際共同製作で必要な分野を幅広く網羅するプログラムが開催されました。オンライン開催でありながら、Slackを連絡ツールとして使用するなど、コミュニケーションの促進を図る施策もあり、ネットワーキング形成の場としても参加可能に。
 
 またクロージングのパネルセッションでは、映画業界におけるメンタルヘルスをテーマに、コロナ禍において映画関係者がこの危機をどう乗り越えるかを考える場となるなど、ビジネス面だけにフォーカスせず、クリエイターへ寄り添う「ロッテルダム国際映画祭」の姿勢が見られる象徴的なイベントとなりました。
 
 参加者の2人は、「Rotterdam Lab」のワークショップだけではなく、ラウンドテーブルやクロージングパーティー等にも参加。Cinemartでのミーティングへ参加する権利が付与され、世界各国のプロデューサー、セールスエージェント、配給会社等とミーティングを実施しました。
 
 今回の参加をきっかけとして、開発中である2名の企画が国際共同製作、資金調達などの成果へと繋がることを期待しています。
 

 

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