VIPO（ヴィーポ）は2025年12月9日（火）17時より、在日フランス大使館とアンスティチュ・フランセ日本と共催し、シリーズ作品（アニメーション含む）に特化した欧州最大のフェスティバル＆マーケット「Series Mania（シリーズ・マニア）」の紹介セミナーをオンラインで開催します。シリーズ番組の欧州そして世界展開をお考えの放送局、プロデューサー、脚本家、アニメーション業界やIPの映像化を目指す出版業界の方など、ぜひこの機会にご参加ください。
 
「Series Mania」は毎年3月末にフランスのリールで開催される、欧州さらには世界のシリーズ市場へのゲートウェイとなるイベントです。2025年のフェスティバルでは過去最高となる108,000人が来場し、フォーラム（マーケット）には75カ国から約5,000人の業界プロフェッショナルが企画ピッチやネットワーキング、IPマーケットプログラムに参加しました。2026年はフォーラムが3月24～26日に開催される予定です。（フェスティバルは、2026年3月20～27日）
 
本セミナーでは、Series Mania総局長と各部門ディレクターより、「Series Mania」のエコシステムと国際共同製作を推進する仕組みについて説明します。さらに、国際共同製作の成功事例を紹介。2024年に第52回国際エミー賞の「連続ドラマ部門」（International Emmy® Awards 「Drama Series」）を受賞した日仏米共同製作の国際連続ドラマ『神の雫／Drops of God』について、製作総指揮を務めたクラウス・ジマーマン氏が国際展開のヒントを共有します。
 

開催概要

日時

2025年12月09日（火）17:00～18:30　※質疑応答含む
 

プログラム

会場

オンライン開催（ZOOM）※同時通訳あり
「Zoom」を使ったライブ配信での開催を予定しておりますので、参加者の皆様には、お申込みいただいた後、運営よりメールにて視聴用のZoom登録のお知らせをいたします。
視聴登録後、視聴用URLが配信されます。各自で受講できる環境を整えてください。
 

定員

100名（事前予約制、先着順） ※定員に達し次第、申込受付終了
 

参加費

無料
 

申込期限

12月8日（月）正午まで ※定員に達し次第、申込終了
 

注意事項

参加決定後、やむを得ずキャンセルをされる場合は、お早めに事務局（seminar@vipo.or.jp）までご連絡ください。諸般の事情や応募が僅少な場合には、中止される可能性がございますことをあらかじめご了承ください。
 

登壇者プロフィール

Laurence HERSZBERG（ローレンス・ハースバーグ）氏
Series Mania 総局長
複数の国立劇場で管理者としてキャリアをスタート。1989年のオペラ・バスティーユ開館時には5年間、同劇場の演出監督を務めた。その後、国立美術館連合会（Réunion des Musées Nationaux）に加わり、マルチメディア部門とフランスの主要国立美術館のインタラクティブツアーを創設。2002年には、パリ市の映画図書館であるフォーラム・デ・イメージの総監督に任命され、「Pocket Films」、「Tout petits cinéma」など、数々の革新的なプログラムを手がけた。2010年にシリーズ作品に特化した映画祭「Series Mania」を設立。2017年には、オー＝ド＝フランス地域圏とリール市の要請を受け、同イベントの企画・運営を担い、ヨーロッパ最大のテレビシリーズ専門映画祭へと成長させた。

Francesco CAPURRO（フランチェスコ・カプロ）氏
Series Mania Forum　ディレクター
2005年にイタリアからフランスに移住し、プレミア・プラン、パリ・シネマ、レ・アルク映画祭など、いくつかの主要な映画祭でキャリアを積む。その後、カンヌ国際映画祭のマルシェ・デュ・フィルムで3年間勤務。2013年よりSeries Mania Forumのディレクターを務め、同フォーラムをシリーズ業界における共同制作、ネットワーキング、イノベーションの必須イベントへと成長させることに貢献している。

Pierre ZIEMNIAK（ピエール・ジエムニアック）氏
Series Mania Institute　プログラムディレクター
HECパリを卒業し、パリ第4大学ソルボンヌで歴史学の学士号を取得。2015年から2018年まで、シリーズ『Le Bureau des Légendes』（Canal +）の制作に携わる。2017年には、フランスシリーズの歴史と経済を探求したエッセイ『Exception française : De Vidocq au Bureau des légendes, 60 ans de séries』（Éditions Vendémiaire）を出版。Series Mania Instituteでは、オーディオビジュアルの専門家たちのために、地域および国際的な取り組みを展開。2023年に、さまざまな国の脚本家やプロデューサーを国際的なシリーズ市場につなぐために立ち上げた「Serial Bridges」ワークショップは、複数の大陸で展開している。

Klaus ZIMMERMANN（クラウス・ジマーマン）氏
ダイナミック・テレビジョン　共同創業者
ソルボンヌ大学で一般私法の修士号（DEA）を取得し、パリ・ドフィーヌ大学で経営学修士号（国際貿易専攻）を取得。1993年にミュンヘンでキャリアをスタートさせ、『Les Misérables』や『Balzac』などの国際共同製作に携わる。フランスに戻り、Zimt Média を経営し、GMT Productions および Capital Image で責任ある役職を務め、『Salieri』や『Brasier』などのテレビ映画を制作。2006年には Zen Productions を共同設立し、『Laconia』や『The Bible Code』などの国際共同製作を制作した。2008年から2012年にかけて、ドイツ最優秀プロデューサー賞に4回ノミネート。2009年からは、アトランティック・プロダクションズのゼネラルマネージャーとして、『ボルジア家』『トランスポーター』などの主要な国際シリーズを指揮。2012年には、DFFBで大学院プログラム「Serial Eyes」を共同設立。2014年には、ロサンゼルス、パリ、ベルリンを拠点とするグローバルな制作・配給会社、ダイナミック・テレビジョン（DT）を共同設立した。同社は、『Sommerdahl Murders』、『Van Helsing』、『Trapped』、『Harry Wild』、『Ginny & Georgia』、『神の雫／Drops of God』（2024年国際エミー賞最優秀シリーズ賞受賞）など、数百時間に及ぶプレミアムドラマを制作している。

共催団体概要

アンスティチュ・フランセ日本
アンスティチュ・フランセ日本は、日本全国でフランス語とフランス文化の普及活動を行うフランス政府の公式機関です。ヨーロッパ・外務省から委託され、日仏文化交流において重要な役割を果たしています。
公式サイト https://institutfrancais.jp/

CNC　（フランス国立映画映像センター）
CNC（フランス国立映画映像センター）は、1946年に設立された、文化省の管轄下にある公的機関です。映画やアニメーション、テレビ、ビデオ、デジタル制作、ビデオゲームなどの映像全般における国の政策の立案・実施を担っています。
公式サイト https://www.cnc.fr/web/en

お問い合わせ

特定非営利活動法人映像産業振興機構（VIPO）
Tel：03-3543-7531 E-mail：seminar@vipo.or.jp
Series Mania紹介セミナー事務局
※メールでお問合せいただく際は件名に「Series Mania」と明記してください。