「フランクフルト・ブックフェア」とは世界中の出版社やエージェントが集まる世界最大の書籍の見本市です。今年の「フランクフルト・ブックフェア2025」は、10月15日から19日までの5日間にわたり開催されました。
VIPO(ヴィーポ)は、文化庁からの委託を受け、令和7年度文化庁「活字文化のグローバル展開推進事業」の一環として「フランクフルト・ブックフェア2025」に出展し、日本の書籍をドイツ等で翻訳出版するための商談会を実施しました。

| 会期 | 2025年10月15日‐17日(ビジネスのみ)、10月17日‐19日(パブリックデー) |
|---|---|
| 会場 | Messe Frankfurt(ドイツ・フランクフルト) |
| ゲスト・オブ・オナー | フィリピン |
| ビジネス関係来場者 | 118,000人/131ヵ国(2024年:115,000人/153ヵ国) |
| 一般来場者数 | 120,000人(2024年:115,000人) |
| プレス | 7,800人 |
| 出展者 | 4,350社/95ヵ国 |
| イベント数 | 3,500 |
| エージェント・スカウトセンター | 591デスク完売 |
ドイツ等出版社との商談会:
日本の多様で豊かな活字文化を海外に発信・普及させるため、日本書籍の海外展開を支援することを目的とし、2023年、2024年に引き続き、ドイツ等での翻訳出版を目指す日本の事業者とドイツ等の出版社との商談会を開催しました。3回目となる今年は、ドイツの他、UK、スイス、フランスの出版社も参加いただき、過去最多となる合計34件のミーティングが行われました。また、会場では、欧州出版社の希望者に向けて、国際交流基金の助成金の案内をしました。
日本からの参加事業者に実施したアンケートでは、「普段なかなか直接話す機会がない出版社に会うことができた」「文芸の売り込みは難しいため、接点を作れたのはありがたい」などの声をいただきました。
<商談会開催概要>
| 日時 | 2025年10月16日(木)9:00~13:00(現地時間) |
|---|---|
| 場所 | フランクフルト・ブックフェア会場内会議室 |
| 参加社数 | 日本: 5社、欧州出版社:15社 |
| 主催 | 文化庁、Frankfurter Buchmesse GmbH |
日本の多様で豊かな活字文化を海外へ発信・普及させるため、海外発信の基盤となる翻訳家の発掘・育成を行うとともに、出版社等による作品の海外展開を促進します。また、世界の文学関係者、出版関係者等を対象に、日本の活字文化の理解をより深めるための活動を実施しています。
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
令和7年度文化庁「活字文化のグローバル展開推進事業」事務局
E-mail: jppp_vipo@vipo.or.jp