Netflix協賛 VIPO Film Lab「NY脚本ワークショップ 2025」(第一弾)
短期実践脚本ワークショップに参加する映像作家3名が決定
VIPO(ヴィーポ)は、映画の海外展開・国際共同製作を推進し、国際的な感覚や知識を持ち広く世界で活躍する若手映画制作者を育成することを目的として「VIPO Film Lab」を実施しています。
本年度も、VIPO事業の主旨にご賛同いただいたNetflixの協賛により開催が可能となった「NY脚本ワークショップ 2025」の、参加者3名が決定いたしました。
本ワークショップは、日本の映画人材の底上げおよび海外進出の促進を目的に、ニューヨークのコロンビア大学スクール・オブ・アーツ講師らによる日本の映画制作者を対象とした、対面およびオンライン形式での短期実践脚本ワークショップになります。
ワークショップに参加する映画・映像作家(3名) ※作家名五十音順
金子由里奈
東京生まれ。立命館大学映像学部卒業。 2018年『21世紀の女の子』で公募枠に選ばれ『projection』を監督。 翌年には短編映画『散歩する植物』がぴあフィルムフェスティバル2019に入選。 2023 年には『ぬいぐるみとしゃべる人は やさしい』で長編商業デビュー。同作は、数々の国内新人賞を受賞。第25回上海国際映画祭アジア新人部門にも選出された。幽霊、石、植物など、非人間的なものをテーマに、映像作家だけでなく、劇作家、音楽家、文筆家など幅広く活動中。
中西 舞
東京生まれ。幼少期から現在に至るまで5カ国で暮らす。会社員として働く傍ら、国内外で助監督・美術・プロデューサーとして映像制作に携わり、経験を重ねた。
監督した短編作に、韓国で制作した『HANA』(2018)、『BORDER』(2023)、台湾で制作した『SWALLOW/喰之女』(2021)、日本で制作した『告解』(2025)がある。自身が監督した短編集『LABYRINTHIA /ラビリンシア』は、新宿テアトルをはじめ全国で劇場公開された。釜山国際映画祭 Asian Film Academy、Talents Tokyo、Sundance/NHK 脚本ラボ、トロント国際映画祭 Directors’ Lab に参加。現在、海外共同製作による長編第1作を鋭意開発中。
畠山佳奈
東京とニューヨークを拠点に活動する映像作家。デューク大学卒業。日本で撮影した初の短編『okaasan (mom)』(2018)はニューオーリンズ映画祭とナイトホーク短編映画祭で観客賞、ダラス国際映画祭で審査員特別賞を受賞。2作目の短編『FITNESS! or a story about SWEAT』(2020)はニューヨークで撮影、MoMA、ブルックリン美術館、CAAMFestなどで上映。初長編企画「Dollyamory」はGotham Project Market 2021、タレンツトーキョー 2024(スペシャル・メンション賞)、NHKによるサンダンス支援2025などに選出される。「パチンコ」シーズン2(Apple+)と「TOKYO VICE」シーズン1&2(MAX)にはアドバイザー/コンサルタントとして参加。俳優としての活動経験もあり、米映画俳優組合「SAG-AFTRA」の一員。
VIPO Film Labとは
グローバルな視野を持ち国内外で活躍できるプロデューサー、監督、脚本家など業界プロフェッショナルを育成する場、それが「VIPO Film Lab」です。実践トレーニング、ワークショップ、オンライン講座など、目的別に様々な人材トレーニング等を準備しています。
https://filmlab.vipo.or.jp/
お問い合わせ
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
VIPO Film Lab事務局
e-mail: vipofilmlab@vipo.or.jp
※お問い合わせの際は、件名に「NY脚本ワークショップ 2025」とご記載ください。