VIPOは、2019年8月22日(木)、福井健策弁護士コンテンツ法律セミナー「いま知っておきたい、日本原作の海外ライセンス攻略法」~対ハリウッド契約を中心に~を開催いたしました。
近年、日本のアニメ、漫画、ゲームなどを原作にした実写映画化が話題になってます。
当セミナーは募集告知から約1日で定員60名が満員になり、映像コンテンツ業界に携わる方の本テーマへの関心度の高さが窺えました。
今回の講義内容は、日本における国際的な権利流失の問題から日本人の法意識に言及。ハリウッドでの契約から映画化実現までの道のりとライセンス契約における交渉のポイントをわかり易く説明していただきました。ライセンサーとしての基本を踏まえた上で交渉すべき事項や日本のIPを適切に守りつつ契約交渉が実現できるように契約書に入れ込むべき文言を具体的にアドバイスいただきました。
講話後の質疑応答では、実務に直結した質問がでて、参加者同士理解を深めました。
受講後のアンケートでは、
「自社で手掛けている案件にぴったりのテーマで有意義でした。」
「日頃の業務に関係するお話で大変役立った。」
「企業のライセンス契約交渉力の底上げにおおいに繋がったと感じている。」
など、多くのご意見をいただきました。
| 日 時 | 2019年8月22日(木)15:00~17:00 |
|---|---|
| 会 場 | 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)ホールR(東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル2F) |
| 参加費(税込) | VIPO会員:6,000円、一般:8,000円 |
| 参加人数 | 60名 |
| 主 催 | 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO) |
1991年 東京大学法学部卒。1993年 弁護士登録(第二東京弁護士会)。米国コロンビア大学法学修士課程修了(セゾン文化財団スカラシップ)、シンガポール国立大学リサーチスカラーなど経て、現在骨董通り法律事務所 代表パートナー。著書に『著作権とは何か』『著作権の世紀』『誰が「知」を独占するのか』(集英社新書)、『「ネットの自由」vs. 著作権』(光文社新書)ほか。国会図書館審議会、内閣府知財本部、エンターテインメント・ロイヤーズ・ネットワークなど委員・理事を務める。
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
セミナー事務局 担当:木元
Tel:03-3543-7531 E-mail:seminar@vipo.or.jp