VIPOスタッフインタビュー:Yuko Yamada

世界と日本を映画でつなぐ!
国際経験を活かし、製作者の夢を支えるVIPOの仕事
国際経験を活かし、製作者の夢を支えるVIPOの仕事
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)の最前線で活躍する社員に焦点を当てる本企画。今回は、事業企画部で部長代理を務める山田祐子さんにお話を伺いました。現在、映画製作者の育成や国際共同製作の推進など、日本の映画業界の土台を支える数多くのプロジェクトを牽引しています。国内外の映画祭やマーケットでの豊富なキャリアを活かし、世界と日本をつなぐ架け橋として奔走する山田さんの仕事へのこだわりや、これからのビジョンについてお話を伺いました。
── 本日はお忙しい中ありがとうございます。山田さんが現在VIPOで担当されている主な業務について教えていただけますか。
山田:
はい、現在は主に映画製作者の育成や、海外との共同制作を進めることに関わる事業を担当しています。日本の映画製作者がグローバルに活躍するための土台作りや、国際的なネットワークを築くお手伝いをしています。
具体的には、今、以下の6つのプログラムを管轄しています。
①Film Frontier – 滞在型企画開発 (文化庁、日本芸術文化振興会の基金事業)
選ばれた監督さんを海外に派遣して、レジデンス(滞在型企画開発)を経て、世界のラボや企画マーケットなどに参加することで、作品の企画開発をサポートしていく事業
です。
②文化芸術活動基盤強化基金 – 産学官連携 (文化庁、日本芸術文化振興会の基金事業)
海外フィルム・スクールでのワークショップに学生さんを派遣したり、国内外のフィルム・スクールの調査をしたり。学生さんの制作作品の上映や海外展開も支援するなど、教育機関とタッグを組んだ取り組みです
③文化芸術活動基盤強化基金 – 社会人育成 (文化庁、日本芸術文化振興会の基金事業)
現役の映画制作者の方を海外ワークショップに派遣したり、映画スタッフさんの調査とデータベース制作をしたりと、今現場で活躍されている方のスキルアップを応援しています
④VIPO Film Lab
国際共同製作を目指す方など、まさに「海外で活躍できる映画製作者」を育てるためのセミナーやワークショップなどを開催しています。
⑤KOFICとの連携
韓国映画振興委員会(KOFIC)さんと連携して、日韓の共同製作を進めるためのプロデューサー向けのワークショップやイベントを、釜山と東京の映画祭で実施しています。
⑥カンヌ監督週間 in Tokio
カンヌ映画祭の「監督週間」部門の素晴らしい作品を日本で上映したり、関連イベントを実施しています。
はい、現在は主に映画製作者の育成や、海外との共同制作を進めることに関わる事業を担当しています。日本の映画製作者がグローバルに活躍するための土台作りや、国際的なネットワークを築くお手伝いをしています。
具体的には、今、以下の6つのプログラムを管轄しています。
①Film Frontier – 滞在型企画開発 (文化庁、日本芸術文化振興会の基金事業)
選ばれた監督さんを海外に派遣して、レジデンス(滞在型企画開発)を経て、世界のラボや企画マーケットなどに参加することで、作品の企画開発をサポートしていく事業
です。
②文化芸術活動基盤強化基金 – 産学官連携 (文化庁、日本芸術文化振興会の基金事業)
海外フィルム・スクールでのワークショップに学生さんを派遣したり、国内外のフィルム・スクールの調査をしたり。学生さんの制作作品の上映や海外展開も支援するなど、教育機関とタッグを組んだ取り組みです
③文化芸術活動基盤強化基金 – 社会人育成 (文化庁、日本芸術文化振興会の基金事業)
現役の映画制作者の方を海外ワークショップに派遣したり、映画スタッフさんの調査とデータベース制作をしたりと、今現場で活躍されている方のスキルアップを応援しています
④VIPO Film Lab
国際共同製作を目指す方など、まさに「海外で活躍できる映画製作者」を育てるためのセミナーやワークショップなどを開催しています。
⑤KOFICとの連携
韓国映画振興委員会(KOFIC)さんと連携して、日韓の共同製作を進めるためのプロデューサー向けのワークショップやイベントを、釜山と東京の映画祭で実施しています。
⑥カンヌ監督週間 in Tokio
カンヌ映画祭の「監督週間」部門の素晴らしい作品を日本で上映したり、関連イベントを実施しています。
◆海外映画祭等での活動の写真◆

── ありがとうございます。具体的なお仕事の進め方はどんな感じですか?
山田:
業務は、国から委託を受けている事業(①~③)と、それ以外の事業で少しプロセスが違ってきます。
省庁主催事業に関しては、事前にどのような事業にするか企画を立案し、公募申請するための資料作成を行います。プログラムに参加したい方を公募して選定し、海外の提携先とプログラム内容をじっくり話し合って決めていきます。そして、海外に派遣する参加者の方へのオリエンテーションや渡航準備の手配など、多岐にわたるさまざまな実務を実施していきます。それ以外の事業(④、⑤)も、プロクラム参加者公募以降の流れはだいたい同じですね。
⑥のカンヌ監督週間 in Tokioは少し特殊で、上映作品の選定、海外の権利元との上映交渉、日本語字幕の制作、上映時のイベント実施などを行っています。
業務は、国から委託を受けている事業(①~③)と、それ以外の事業で少しプロセスが違ってきます。
省庁主催事業に関しては、事前にどのような事業にするか企画を立案し、公募申請するための資料作成を行います。プログラムに参加したい方を公募して選定し、海外の提携先とプログラム内容をじっくり話し合って決めていきます。そして、海外に派遣する参加者の方へのオリエンテーションや渡航準備の手配など、多岐にわたるさまざまな実務を実施していきます。それ以外の事業(④、⑤)も、プロクラム参加者公募以降の流れはだいたい同じですね。
⑥のカンヌ監督週間 in Tokioは少し特殊で、上映作品の選定、海外の権利元との上映交渉、日本語字幕の制作、上映時のイベント実施などを行っています。
── 人材育成分野の仕事が多いですね。参加者を募って、サポートをする内容のものだけでなく、カンヌ監督週間のようなイベント事業まで幅広いお仕事ですが、山田さんはこれまでどのようなキャリアを歩んでこられたのですか?
山田:
もともと学生時代、映画館で長くアルバイトをしていたんです。その時、興行の裏側を見て「もっと映画ビジネスの根幹に関わりたい!」と強く思うようになりました。その後、映画宣伝会社に入り、映画作品の宣伝業務のほか、映画祭の広報・運営、イベント実施など、本当に幅広い経験をさせてもらいました。
映画ビジネスへの思いと同時に「海外で働きたい」という気持ちも強かったので、思い切って渡米。現地の映画祭運営や、映画の配給会社、制作会社でコーディネーター業務などを経験しました。
帰国してからは、東京国際映画祭の広報や、併設マーケットの運営業務に長期間携わりました。ここでは、国内外の出展者やバイヤー、制作者さんへの営業・対応、セミナーやイベントの企画・運営、広報、印刷物制作、さらには登録システムの立ち上げまで、本当に何でもやりましたね。マーケットの時期以外は、海外の映画祭やマーケットに出張して、積極的に国際営業活動をしていました。
もともと学生時代、映画館で長くアルバイトをしていたんです。その時、興行の裏側を見て「もっと映画ビジネスの根幹に関わりたい!」と強く思うようになりました。その後、映画宣伝会社に入り、映画作品の宣伝業務のほか、映画祭の広報・運営、イベント実施など、本当に幅広い経験をさせてもらいました。
映画ビジネスへの思いと同時に「海外で働きたい」という気持ちも強かったので、思い切って渡米。現地の映画祭運営や、映画の配給会社、制作会社でコーディネーター業務などを経験しました。
帰国してからは、東京国際映画祭の広報や、併設マーケットの運営業務に長期間携わりました。ここでは、国内外の出展者やバイヤー、制作者さんへの営業・対応、セミナーやイベントの企画・運営、広報、印刷物制作、さらには登録システムの立ち上げまで、本当に何でもやりましたね。マーケットの時期以外は、海外の映画祭やマーケットに出張して、積極的に国際営業活動をしていました。
── その充実したキャリアから、VIPOへ転職されたきっかけは?
山田:
前職で非常に充実した毎日を送っていたのですが、新型コロナウイルスの本格化で状況が一変しました。毎年ほぼ決まった時期に海外出張に出て、世界中の人たちに会うというルーティンが、コロナで一旦すべてストップしてしまったんです
先行きが不透明になったことで、立ち止まって自分の今後を深く考える時間を持てました。その結果、「これまで培ってきた国際的なネットワークや経験を活かして、新しい環境で、日本の映画業界の土台強化に貢献したい」と考え、VIPOへの転職を決意しました。
前職で非常に充実した毎日を送っていたのですが、新型コロナウイルスの本格化で状況が一変しました。毎年ほぼ決まった時期に海外出張に出て、世界中の人たちに会うというルーティンが、コロナで一旦すべてストップしてしまったんです
先行きが不透明になったことで、立ち止まって自分の今後を深く考える時間を持てました。その結果、「これまで培ってきた国際的なネットワークや経験を活かして、新しい環境で、日本の映画業界の土台強化に貢献したい」と考え、VIPOへの転職を決意しました。
── 実際に入ってみて、VIPOはどんな印象でしたか?
山田:
前職もVIPOと近い事業をやっている団体だったので、大まかな事業内容は理解していたのですが、実際に入ってみたら、想像していたよりもずっと多岐にわたる事業をやっていて、「守備範囲がすごく広いな!」ということに驚きました。
また、事業に関する考え方がとても柔軟で、新しいことを積極的に取り入れていこうという前向きな姿勢が強く、印象的でしたね。
前職もVIPOと近い事業をやっている団体だったので、大まかな事業内容は理解していたのですが、実際に入ってみたら、想像していたよりもずっと多岐にわたる事業をやっていて、「守備範囲がすごく広いな!」ということに驚きました。
また、事業に関する考え方がとても柔軟で、新しいことを積極的に取り入れていこうという前向きな姿勢が強く、印象的でしたね。
── 山田さんがVIPOで今後やりたいことなど目標についてお聞かせください。
山田:
これまで通り、海外と日本をつなぐ役割を続けていきたいと思っています。世界は広いですし、まだまだ開拓されていない地域や領域がたくさんあります。新しい出会いやチャンスを逃さず、新規事業にもどんどんチャレンジしていきたいです。海外との垣根がどんどん低くなっていると感じていますので、より多くの映画制作者さんが海外とつながりを持って、活躍するお手伝いができたら嬉しいです。
これまで通り、海外と日本をつなぐ役割を続けていきたいと思っています。世界は広いですし、まだまだ開拓されていない地域や領域がたくさんあります。新しい出会いやチャンスを逃さず、新規事業にもどんどんチャレンジしていきたいです。海外との垣根がどんどん低くなっていると感じていますので、より多くの映画制作者さんが海外とつながりを持って、活躍するお手伝いができたら嬉しいです。
── 最後に、これからVIPOで働きたいと考えている人へメッセージをお願いいたします。
山田:
VIPOは本当に色々な事業を展開しているので、多様な得意分野や強みを持った人が集まり、活躍できる場所だと思います。
たとえば、私の担当している業務でいうと、こんなことに興味がある方は、きっと楽しんで働けるんじゃないでしょうか。
VIPOは本当に色々な事業を展開しているので、多様な得意分野や強みを持った人が集まり、活躍できる場所だと思います。
たとえば、私の担当している業務でいうと、こんなことに興味がある方は、きっと楽しんで働けるんじゃないでしょうか。
- 語学を活かして、海外の方々と一緒に事業をやってみたい方
- 映画やゲーム、アニメなどのコンテンツ業界の制作者の育成という、未来につながる仕事に興味のある方
- イベント企画や運営といった「裏方」として活躍する経験を活かしたい方
映画やコンテンツ業界での業務経験がなくても、こういった意欲や興味さえあれば、比較的スムーズに業務に入っていけるはずです。私のチームは海外とのやり取りも多いので、リモートワークも積極的に活用しており、ある程度個人の裁量で働くことができる環境だと感じています。
── 本日は貴重なお話をありがとうございました。

