VIPOは、2025年9月4日(木)、5日(金)の2日間で、「声優とその志望者のための〈シナリオ読み方講座〉」を脚本家・小説家の小林雄次氏を講師に迎え開催いたしました。本講座は普段なかなか接点がないシナリオライターと声優が直接対話しながら、実際のシナリオを用いて、キャラクターやシーンの意図をどう読み解くか、そして、どう演じるか、を一緒に掘り下げていきました。
プログラム概要
1日目 9月4日(木)13:00~17:00
2日目 9月5日(金)13:00~17:00
- 課題についてディスカッション
- 実演
- 講師からの講評
- 懇親会
応募フォームによる事前申込いただき書類選考の結果、8名の方が対面にて受講。最終日には懇親会を催し、講師と受講者同士の交流を深めました。
講座終了後アンケートから受講者の声
- シナリオの構造や読み解き方を知ることができ、大変な学びになりました。
- 台本読解について大切なポイントを学び、以前よりも役の理解がしやすくなりました。
- 脚本家目線で、声優がどうキャラクター(人間)を理解するかを知れた。
- 経験豊富な講師からの具体的なアドバイスで、大変興味深い内容でした。
講師プロフィール
小林雄次(こばやしゆうじ)氏/脚本家・小説家
長野県生まれ。2002年にアニメ『サザエさん』で脚本家デビューを果たす。日大芸術学部映画学科、跡見学園女子大学にて講師を務める。オンラインサロン「シナリオランド」オーナー。日本放送作家協会常務理事。
<代表作>
アニメ/『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(構成) 『美少女戦士セーラームーンCrystal』(構成) 『プリキュア』シリーズ 『デュエル・マスターズ』シリーズ 『爆丸』シリーズ
特撮/『ウルトラマン』シリーズ(構成) 『牙狼<GARO>』 『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』 『獣拳戦隊ゲキレンジャー』
ドラマ/『ベイビーステップ』 『オルトロスの犬』 『監査法人』 『中学生日記』
バラエティ/『天才てれびくんYOU』(構成)
舞台/『六番目の小夜子』
著書/『脚本家という生き方』 『特撮ヒーロー番組のつくりかた』 『キセキ -あの日のソビト-』
【後援】 一般社団法人 日本放送作家協会、一般社団法人 日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム
お問い合わせ先
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
セミナー事務局 木元・佐藤
Tel:03-3543-7531 E-mail:seminar@vipo.or.jp