株式会社クリーク・アンド・リバー社

先進コンテンツ技術による地域活性化促進事業 支援事例

株式会社クリーク・アンド・リバー社つくば周辺のサイクリングVR生中継等による地域活性化事業

茨城県つくば市周辺のサイクリングロードを中心にした地域の観光資源を、声優等を起用してサイクリングでの移動360度VRライブストリーミング中継し、地域プロモーション用VRコンテンツとして再編集、国内・海外に向けて情報発信する。
世界的に増加しているサイクリングファンと、アニメや声優好きのアジアの女性をターゲットに、つくば市周辺への誘客を目的とする。

今回のコンテンツ制作について

特に気を遣っている点

将来的に需要が高くなると思われる「屋外での移動しながらのライブストリーミング」にこそ、360度撮影は適していると考えている。そのために、普通の360度撮影とは違った部分でどう視聴者を引き込んでいくかの演出に特に気を使った。
ライブで人を集めるには40~50分はかかる。だから1時間であたためて、その後、30分で気合を入れてつくったりもする。もしくは、一回ライブを切って、アップし直す手もある。いかに集客するか、そのノウハウが少しずつ分かってきた。
ソーシャルメディアの利用も欠かせない。PRをしないと、埋もれてしまって見てもらえないからだ。ソーシャルメディアやSNSでは、知り合いの情報がタイムラインに流れるので、シェアしてもらうと、2~3時間後に視聴する人が増えるようになる。ただ、ライブ配信の場合だと、後で見てもらうことが難しいので、これは映像配信の方が効果的。

最も苦労した点

屋外でのライブということで、ロケーション、出演者、協力者など細かく日程を調整したにもかかわらず、大きく天候に左右された。有料での視聴を考えた場合、そのあたりのケアも必要になるかと思う。

新たな技術や技法

基本は、”今すでにある技術の組み合わせ”で考えている。自転車や歩きながら移動する際の360度撮影に適した固定方法、揺れ防止などの組み合わせノウハウを得ている。
例えば、自転車に360度カメラを付けて走行した場合、シティサイクル(ママチャリ)は比較的振動に強く安定的に撮影できるものの、競技用自転車は振動に弱いことが分かった。

コスト削減に効果的な独自の手法

新しいハードウェアを自前で開発するのではなく、世界中の各社から次々と発表される機材をどう組み合わせることで理想的なコンテンツを作れるかを考えている。そういう”横展開”でのコスト削減を狙っている。

ユーザーターゲット・年齢制限

地域プロモーションとして、情報をリーチさせにくいと言われる若い女性をターゲットにしている。彼女らが興味を持つであろうアニメ、マンガ、声優、ゲームなどと組み合わせることで、地域情報を新たな世代にリーチさせる。

映像酔いを防止する工夫

カメラの固定方法には注力した。ライブストリーミングということで長時間(30分から1時間)見てもらうことを想定。揺れ防止はこれからも考えていきたい。

没入感・リアリティ・臨場感を高めるための取り組み

カメラの位置も重要。出演者の姿や表情だけでなく、風景なども見てほしい。その中で、どういう位置にカメラを置くのが最適かの工夫が必要だと感じている。

地域振興のための注力点

地域の方も一緒にこういった情報発信に参加してくれることが必要だと思う。行政だけでなく、地域でのボランティアや各種の団体など、どれくらい巻き込めるかもポイントになると考えている。

実施事業者からのコメント

自転車で移動しながらの360度ライブ配信の組み合わせは、さまざまな場所での応用が可能です。今後は、企画・技術提供としてより多くの地域等とコラボレーションしていきたいと考えています。