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2011.01.01
理事長 松谷孝征新年ご挨拶

2011年 新年のご挨拶

理事長 松谷孝征

理事長 松谷孝征

新年あけましておめでとうございます。 平成23年の新春を迎え、 謹んでお慶びを申し上げます。
映像産業振興機構(VIPO)は、映画、放送番組、アニメーション、ゲーム、音楽等の日本のコンテンツ産業の振興のため、知的財産戦略本部の支援を受け、平成15年12月にNPO法人として、コンテンツ産業に関わる企業、団体や当機構の活動にご理解ある企業、団体などを会員に設立されました。以後、コンテンツ産業振興に関わる様々な事業を展開して参りました。おかげさまで平成22年12月を以って無事、満6年を終了し、7年目を迎えることができました。これも一重に皆様のお陰です。深く感謝申し上げます。
VIPOでは、関係省庁、関連団体、学校、民間企業、個人など様々な方々のご支援ご協力を得て、映像産業にとって今、何が必要であるかを常に念頭におき、人材育成、市場開拓をVIPOの活動の中心として事業を展開しています。
昨年も、海外に向けた日本のソフトパワーの一層の認知拡大、振興を目指し、2007年に開始された「JAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)」、短編映画作品製作による若手映画作家の育成プロジェクト(ndjc)、メディア・コンテンツ業界を目指す学生を対象とした就職セミナー、シナリオ・キャラクターメイキング&キャラクターアナリスト養成セミナー、コンテンツ産業施策の提言に向けた政策検討委員会などを行って参り、着実な成果を残しております。
VIPOは、昨年の個々の活動を詳細に分析し、どうしたら、より映像産業の振興につながるのか議論をかさね、今年も、コンテンツ産業における人材育成や市場開拓、海外振興などの事業活動につなげていきたいと考えております。また、官民、コンテンツ分野間、省庁間の連携を強化する役割を担い、そして、日本の文化・コンテンツ産業の発展、振興のために、尽力する所存であります。
私も昨年6月にVIPOの理事長に就任し、VIPOの活動を通し、映像文化産業の発展にお役に立てればと思っております。人材育成については、やはり子どもたちに映像文化の素晴らしさを身近に感じてもらうことが重要だと考えます。世界の子どもたちと夢のある楽しいイベント等を共有できるようなそんな活動もしたいなと現在検討中です。
映像文化は豊かな心、人との交流を育みます。日本の映像文化を世界に広めることで、日本への理解、興味を深め、世界中の人に素晴しい国として認知してもらう、というようななことに、VIPOの活動が多少でも貢献できれば幸いです。
日本、日本の映像産業の明るい未来へ向けて、VIPOの活動への皆様のますますのご理解とご協力を賜りたくお願い申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。