カンヌ監督週間 in Tokio

事業の概要

本プロジェクトは、「カンヌ国際映画祭」の独立部門である「監督週間(Quinzaine des Cinéastes/ Directors’ Fortnight)」と締結したコラボレーション契約の一環として、「カンヌ監督週間 in Tokio」を開催する事業です。2023年5月22日(月)には、カンヌにて記者会見を開き「監督週間」アーティスティック・ディレクター(芸術監督)とともに「カンヌ監督週間 in Tokio」開催を発表しました。2023年度の「カンヌ監督週間 in Tokio」では、「監督週間2023」にて上映された長編・短編に加え、VIPO セレクトの日本映画を上映したほか、様々なゲストを招いてトークイベントも開催しました。
 

カンヌ「監督週間」について

 「カンヌ国際映画祭」は世界三大映画祭の中でも突出した知名度と国際的に高い評価を誇る映画祭です。その中でも将来有望の片鱗を見せる優れた映像作品を1969年より上映し続けてきた「監督週間(Quinzaine des Cinéastes/ Directors’ Fortnight)」。フランスの監督協会が運営している「監督週間」は、作家性を持つ監督が世界に出てゆく登竜門的な存在であり、また最も特異で前衛性のある、幅広いタイプの作品を紹介することを目的としています。
 過去には、ソフィア・コッポラ、スパイク・リー、アトム・エゴヤン、ジム・ジャームッシュ、ケン・ローチ、グザヴィエ・ドラン、日本からは大島渚、北野武、黒沢清、三池崇史、諏訪敦彦、河瀬直美、西川美和といった今日の映画界を牽引する監督たちがこの「監督週間」から大きく飛び立っていきました。
 
・「監督週間」公式サイト:https://www.quinzaine-cineastes.fr/en
 
 

■Julien Rejl(ジュリアン・レジ)氏(監督週間アーティスティック・ディレクター〈芸術監督〉)のコメント
(※2023年5月22日カンヌでの記者会見から抜粋)

「私が昨年の6月末に監督週間のアーティスティック・ディレクター(芸術監督)に就任してから3つのモットーを掲げてきました。
①監督週間のアイデンティティーを考え直し確立させる。
②監督週間の存在価値と物語性を両立させて運営することに力を注ぐ。
③そして我々から世界の観客に監督週間の作品を見て貰えるような道筋を構築する。この度、東京は渋谷で『カンヌ監督週間 in Tokio』というショウケ-スを開催できることを心から嬉しく思います。
また、作品だけを上映するのではなく、日本の映画監督たちにも会うことができるようなイベントや仕掛けを東京で作りたいと願いつつ、VIPOと監督週間がタッグを組める喜びをかみしめております。」
 
 
■「カンヌ監督週間 in Tokio」概要

日 程 2023年12月8日(金)~21日(木)
会 場 ヒューマントラストシネマ渋谷(東京都渋谷区渋谷 1-23-16 ココチビル 7・8F)
上映作品 ・カンヌ国際映画祭「監督週間2023」で上映された長編・短編作品
・VIPOセレクトの日本映画
主 催 監督週間(Quinzaine des Cinéastes/ Directors’ Fortnight)
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
特別協力 AKIRA H
協 力 CINEFRANCE STUDIOS/ユニフランス/ELLE/日本映像翻訳アカデミー(JVTA)
助 成 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

【予告動画(YouTube)】 https://youtu.be/Jh89SoweXdU
【公式HP】 https://www.cannes-df-in-tokio.com/
【公式X(旧Twitter)】 @cannes_tokio
【公式Instagram】@cannes_tokio
 
※チラシ(作品情報等掲載)ダウンロードはこちら[PDF]

カンヌ記者会見の様子
IPO事務局次長・映像事業部長
槙田寿文
Julien Rejl氏

 
【お問い合わせ】
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
「カンヌ 監督週間 in Tokio」事務局
e-mail: cannes_tokio@vipo.or.jp