アメリカン・フィルム・インスティチュートとは
AFI(American Film Institute)とは、米国の国家的な機関であり、映像教育でのリーダーシップを発揮し、映画、テレビ、デジタル・メディアといった芸術分野においては、その存在価値と卓越性が高く評価されています。
AFIでは、その世界的に有名な教育機関;コンサバトリ(Conservatory)において、次世代の映像制作者を育成し、AFIカタログ / アメリカ長編映画作品集(AFI Catalog of American Feature Films) によってアメリカの映画文化遺産を継承し、また、AFIデジタル・コンテンツ・ラボ(AFI Digital Content Lab)とK-12スクリーン教育センター(K-12 Screen Education Center) 内では、エンタテインメントと教育分野での新しいデジタル技術開発を行っています。
AFIは米国最大の非営利興行団体として、AFIオンスクリーン(AFI ON SCREEN)事業を行い、
- アウディ社の提供による、毎年恒例のAFIフェスト(AFI Fest)とよばれる映画祭
- AFIロサンゼルス国際映画祭(AFI Los Angeles International Film Festival)
- アークライト・シネマズ(ArcLight Cinemas)の年間番組編成
- AFIダラス国際映画祭(AFI DALLAS International Film Festival)
- AFIシルバー劇場文化センター(AFI Silver Theatre and Cultural Center (メリーランド州シルバースプリング)
- シルバードックス(SILVERDOCS: AFI/Discovery Channel Documentary Festival) AFI&ディスカバリーチャンネル共催のドキュメンタリー映画祭
など、年間を通じて作品紹介の機会を充実させています。
21世紀の映画年鑑ともいえるAFIアワード(AFI AWARDS) は、その年のすぐれた映画やテレビ番組を評価、表彰するものです。一方、「AFI100年シリーズ(AFI's 100 Years)」は アメリカの古典映画に対する、国民のたぐいまれな興味に火をつけるきっかけとなりました。また、過去35年の間、AFI功労賞(AFI's Life Achievement Award) は、映画業界の中で最高の栄誉となっています。
AFIは、ハワード・ストリンガーが議長を務める権威ある理事会、ジョン・アヴネットとジョン・F・クックが議長を務める取締役会、そしてエンタテイメント業界、実業界、そして学界からの有識者で構成されています。また理事長兼CEOのボブ・ガザレによって指揮がとられています。
AFIカタログ
AFIカタログ(AFI Catalog)とは、1893年から1974年の間に制作された32,000作品以上のアメリカ長編映画と17,000作品以上の短編映画、また2000年から2008年までのその年の最優秀作品であるAFIアワードを受賞した作品など広範にわたる、AFI公式の最も権威ある映画作品のデータベースです。
AFIカタログは、アメリカ映画史上、米国内で制作されたか、あるいはアメリカ国内製作会社により出資された各長編映画に関する、膨大な量の包括的詳細情報が蓄積されている、独自の映画関連のデータベースです。たとえば、各作品のキャスト、クルー、あらすじ、テーマ、ジャンルや歴史上特筆するべきことなど、あらゆる詳細情報が含まれています。
AFI.comのサイト上、左側にある”Search Features”は、
(注: http://www.afi.com/members/catalog/)
作品のタイトル、人物名、会社名、テーマ、ジャンル、歌や文学作品などデータベースにあるすべての作品の基本情報を検索できる機能です。高度な検索機能は、複数条件の検索を含む、検索情報の絞り込み検索に役立ちます。
最近までは、AFIカタログへのフルアクセスは、AFIの会員のみが可能でした。しかし、このデータベースに含まれている興味深いアメリカの映画史に慣れ親しんでもらうため、AFIカタログへのフルアクセス権限が、映画ファンに期間限定で与えられたこともありました。今後AFIでは、ビデオおよび他のメディアリソースを統合させた新しいバージョンのAFIカタログをAFI.comのサイト上で提供していく予定です。
AFI100年100作品シリーズ(AFI's 100 YEARS...100 MOVIES)とは
AFIは、毎年CBSテレビの特別番組シリーズとして、AFI100年100作品シリーズを紹介しています。これは、AFIが映画100周年を継続して祝うものとして始められました。毎年の各回では、アメリカ映画の異なる側面から、その卓越性を賞賛しています。例えば昨年は、アメリカ映画に最も影響を与えた作品「AFI、100年-100の喝采」を祝いました。