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2024.04.02 イベント・セミナー・公募情報
【動画公開中】「全国映画資料アーカイブサミット2024」アーカイブ動画(無料)

令和5年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業
「全国映画資料アーカイブサミット2024」
アーカイブ動画(YouTube)を公開中(無料)


 国立映画アーカイブは「令和5年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業」の一環として、2024年1月26日(金)にオンラインにて「全国映画資料アーカイブサミット2024」を開催いたしました。開催当日の録画映像を編集した動画を、本事業YouTubeチャンネルにて公開中ですので、ぜひご覧ください。
 
 5回目の開催となる本サミットでは、従来のテーマや議論をより深化させるため、全国の映画資料所蔵館の方をはじめ、映画資料に係る様々な方にご登壇いただきました。地域連携をテーマにしたシンポジウム、映画館にまつわる資料アーカイブや映画分野の展覧会キュレーションに関する発表など多様なプログラムを行い、今回も多くの方にご参加いただきました。
 

動画概要

  • 内容:「全国映画資料アーカイブサミット2024」
  • 開催日時:2024年1月26日(金)10:30〜17:00
  • 構 成:第1部報告、第2部報告、第3部報告、第4部セミナー、第5部セミナー、第6部シンポジウム
  • 動画公開:2024年3月26日~2025年3月末(予定)

 

 
 

プログラム

第1部報告「データベース「映画資料所在地情報検索システム(JFROL)」の新規連携」(8分)

JFROLと調布市立図書館の映画資料データベースの連携
事務局/佐藤 友則

 
第2部報告「映画資料をめぐる国立映画アーカイブの新たな取り組み」(18分)

登壇者
1.重複する映画資料の頒布事業
宮本 法明(国立映画アーカイブ研究員)
 
2.ウェブサイト「映画遺産―国立映画アーカイブ映画資料ポータル―」の開設
岡田 秀則(国立映画アーカイブ主任研究員)

 
第3部報告「映画資料展―2023年現地報告」(25分)

登壇者
1.甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、映画を越境する個性(会場:京都国立近代美術館、東京ステーションギャラリー)
登壇者:山口 記弘氏(東映株式会社・経営戦略部フェロー)
 
2.娯楽映画の黄金時代・日欧映画交流(会場:インスティトゥト・セルバンテス東京)
登壇者:ダニエル・アギラル氏(映画史研究家、翻訳家)
 
3.「日本アニメーションの父」政岡憲三とアニメーションの現在(会場:帝京大学総合博物館)
登壇者:堀越 峰之氏(学芸員)

 
第4部セミナー「映画資料と著作権~文化的活用とデジタルアーカイブをめぐって」(1時間)

講 師
五常総合法律事務所 パートナー弁護士 数藤 雅彦氏

 
第5部セミナー「映画資料最前線―映画館文化発掘の試み」(45分)

登壇者
1.かつてそこに映画館があった-「消えた映画館の記憶」について
 澤田 佳佑氏(サイト「消えた映画館の記憶」管理人)
 
2.鳥取県の映画文化研究-映画資料が語る地方の映画文化史
 佐々木 友輔氏(鳥取大学地域学部准教授)、杵島 和泉氏(鳥取大学地域学部)

 
第6部シンポジウム「映画資料アーカイブと地域連携―その可能性を探る」(1時間10分)

登壇者
パネリスト :
小津安二郎松阪記念館│岩岡 太郎氏(研究員)
茅ヶ崎ゆかりの人物館│加藤 厚子氏(運営アドバイザー)
羽島市映画資料館│近藤 良一氏(相談役)
神戸映画資料館│田中 晋平氏(研究員)
モデレーター:
国立映画アーカイブ│岡田 秀則(主任研究員)

 
プログラムの詳細についてはVIPOホームページでの報告(2024年3月25日)をご参照ください。
https://www.vipo.or.jp/news/40325/
 

 
 

「アーカイブ中核拠点形成モデル事業」

歴史的・文化的価値のある我が国の貴重な文化関係資料が散逸・消失することのないよう、アーカイブの構築に向けた資料の保存及び活用を図るための望ましい仕組みの在り方について調査研究等を行い、映画関連の非フィルム資料のアーカイブに係る中核拠点の形成を図るため、当該分野のネットワーク化を推進することにより、分野全体のアーカイブの構築・運営や共同利用の促進等を行うことを目的としています。

 

お問い合わせ先

特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
令和5年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業事務局
E-mail: nonfilm.archive@vipo.or.jp